「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
http://kajipon.com
since 1999.5.12

オヌシは 番目の旅人でござる
※2016.10.23/6000万件Hit!  ★English Version

天安門1989.6.4

文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと、偉人たちの『お墓』情報を、ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(50)が、鬼神の如く
全世界へ紹介しまくる、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の6000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量22ギガの暴発HP!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この超ド級・文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう!そう、毒を喰らわば皿までッ!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス!


(名言救命ロープ) (恩人墓巡礼) 日本人/外国人 (徒然日記) (ジョジョ総目次) (育児blog)/Twitter (お絵描き) (掲示板) (リベラルリンク)




アジア大気汚染速報(リンク)
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毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
1月 17日 1952坂本龍一生、1849カリエール生(画)1706ベンジャミン・フランクリン生(科)、1942モハメド・アリ生、
1885大杉栄生(思)1671アルビノーニ生(C)2008ボビー・フィッシャー命、1962ジム・キャリー生(役)、
1959山口百恵生(M)、1957小山茉美生(声)、1990花京院典明命 ※1995(5:46)阪神・淡路大震災
1月 18日 1947北野武生(監)、1867宮武外骨生(思)、1955ケビン・コスナー生、1933ジョン・ブアマン生(監)、
1904ケーリー・グラント生(役)、1945ピーコ生、1689モンテスキュー生(思)、1882A・A・ミルン生(文)、
1913ダニー・ケイ生(役)、1934レイモンド・ブリッグズ生(絵)
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〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【1月17日のおすすめ番組】 【1月18日のおすすめ番組】
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 わろてんか(88)笑いの新時代』…時代は明治。笑い上戸な藤岡てんの物語。
●17時NHKBS1『世界のドキュメンタリー 目指せ!記憶力世界一〜スウェーデンの挑戦』…準優勝まで躍進した秘密。
●17時半BSプレミアム『驚き!地球!グレートネイチャー 大自然“色彩の芸術”スペシャル』…大地がキャンバスの絶景。
★24時Eテレ『ETV特集 シリーズ よみがえるアーカイブ(2)TOKYO』…150年前に日本の首都となった東京は、大震災や空襲で壊滅的被害を受けながらも、世界屈指のメガシティとなった。白黒をカラーに変え、東京の激動の歴史を国際的な視点から描く。
●24時NHKBS1『世界のドキュメンタリー選 ストラディバリウスをこの手に!』…3年に一度のコンテストで名器演奏のチャンス。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 菊池洋子 ピアノ・リサイタル』… ショパン 「12の練習曲」ほか。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 わろてんか(89)笑いの新時代』…時代は明治。笑い上戸な藤岡てんの物語。
●17時BSプレミアム『カリブ海 大型客船の旅 “世界最大”の船上に出現した動く街!』…大型豪華客船の舞台裏。
●20時BSプレミアム『英雄たちの選択 秀吉VS“山城”スペシャル(1)激突!小田原の陣』…史上最強の山城で迎え撃つ。
★22時BSプレミアム『コズミック フロント☆NEXT 科学者たちに愛された作家 ジュール・ヴェルヌ』…創作の秘密に迫る。
●22時NHK『クローズアップ現代+ #くいもん小さくなってませんか 食の“スモールチェンジ”』…いつの間にか小型化。
●22時25分NHK『超入門!落語 THE MOVIE』…古典落語の「うどん屋」「百川」を映像化。

3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
アステアがいなかったら、私が一番だ。だがアステアがいなかったら、
私は踊っていなかっただろう(ジーン・ケリー)ミュージカル俳優

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“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。僕はこの旗を掲げてきた日本という国が好きだ。

          
【ジョジョラーMAP】(2013.4.21-)              【墓マイラーMAP】(2013.7.5-)
【旗はリアルタイム】★左の地球儀はジョジョコーナー閲覧者/★右の地球儀は墓巡礼コーナー閲覧者/★両方に表示されている人はこのトップを見ている人です


   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…
(体調やペース配分を考えて、ごゆっくりどうぞ)』


 ダウンロードして使ってネ♪ ヤフーニュースで管理人紹介(2016)  サイト紹介記事(2007)
 


●1月17日…今夜24時のEテレ再放送『ETV特集 シリーズ よみがえるアーカイブ(2)TOKYO』、要録画です。フランスで公開された国際版。江戸時代の終わりから現在までの東京の150年が、1時間で見事にまとまってます。昔の白黒映像が最新技術でカラーに着色されており、臨場感に目を見張った。東京は関東大震災と東京大空襲で2度も灰燼に帰していながら、その7年後にはビルが立ち並ぶモダンな都会になっていた。焼け野原で何もなかったのに。まるで強靱な生命力を持つ生き物のようだ。
映像には同時代を生きた作家や文化人の証言がナレーションで被せてあり、その選択も唸るものがあった。
たとえば永井荷風の日記『摘々録 断腸亭日乗』からの一文。戦争に流されていく日本人の負の特性を鋭く言い当てている。
「(戦時の)国民一般の政府の命令に服従して不平を言わざるは恐怖の結果なり。元来日本人には理想なく強きものに従ひ、その日その日を気楽に送ることを第一となすなり」
この原文はもっと長い。カッコ内は僕。
昭和十六年六月十五日「日支今回の戦争(日中戦争)は日本軍の張作霖暗殺及ぴ満洲侵略に始まる。日本軍は暴支膺懲(ようちょう/意味は野蛮な中国を“こらしめる”)と称して支那の領土を侵略し始めしが、長期戦争に窮し果て俄(にわか)に名目を変じて聖戦と称する無意味の語を用ひ出したり。欧洲戦乱以後、英軍振はざるに乗じ、日本政府は独伊の旗下に随従し南洋進出を企図するに至れるなり。然(しか)れどもこれは無智の軍人等及猛悪なる壮士等の企るところにして一般人民のよろこぶところに非らず。国民一般の政府の命令に服従して南京米(外米の通称)を喰ひて不平を言はざるは恐怖の結果なり。麻布聯隊叛乱(二・二六事件)の状を見て恐怖せし結果なり。今日にて忠孝を看板にし新政府の気に入るやうにして一稼(もうけ)なさむと焦慮するがためなり。元来日本人には理想なく強きものに従ひ、その日その日を気楽に送ることを第一となすなり。今回の政治革新も戊辰の革命も一般の人民に取りては何らの差別もなし。欧羅巴(ヨーロッパ)の天地に戦争やむ暁には日本の社会状態もまた自ら変転すべし。今日は将来を予言すべき時にあらず。」(断腸亭日記

次に引用されたのは映画監督・伊丹万作(伊丹十三の父)が敗戦翌年に書いた一文。
「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、だまされ始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

第二次世界大戦の中盤、日本では戦死者が増え続けるなか、戦力を補うために学生たちが戦場に動員された。1943年10月21日、雨の国立競技場で壮行会が開かれ、東条英機首相が「万歳!」と学生たちを見送った。作家・杉本苑子はその日の光景を記す。
「色彩は全くなかった。暗鬱な雨空がその上を覆い、足下は一面のぬかるみであった。あの日、行く者も、残る者も、本当にこれが最後だと、なんというか一種の感情の燃焼がありました。この学生たちは一人も帰ってこない。自分たちも間違いなく死ぬんだと。」
それから20年後、1964年10月10日に同じ国立競技場で東京五輪の開会式が行われた。学徒出陣と五輪の両方を目の当たりにした杉本苑子は綴る。
「オリンピックの開会式の興奮に埋まりながら二十年という歳月が果たした役割の重さ、不思議さを私は考えた。同じ若人の祭典、同じ君が代、同じ日の丸でありながら、なんという意味の違いだろう。あの雨の日、やがて自分の生涯の上に、同じ神宮競技場で世界94カ国の若人の集まりを見ることが来ようとは予想もしなかった私たちだった」〜『あすへの祈念』
−−これらが当時の映像と共にオンエアされる。必見です。

//阪神・淡路大震災23年目の慰霊の日。

●1月16日…左肩が2カ月前から痛み始め、最初は“ひねったのかな”と思い、“まあ、一週間もすれば治るだろう”と楽観視してた。その後、痛みは増すばかりで、床にあるものを左腕で拾えなくなった(伸ばすと激痛)。鉄棒にぶら下がるなどもってのほか。そして分かった。これがいわゆる“五十肩”というやつだ。
ドラマなどで「いや〜五十肩がひどくて腕が上がらないよ」というセリフが出てくるし、そういうものが存在していることは話で聞いていた。しかし、まさか自分がそうなるとは!
最初に老眼の兆候が出たときも衝撃だった。暗い場所だと細かい字が読めなくなり、“ただの疲れ目だろう”と思ったってたら、文字が近すぎても読めないことが分かり、“ええっ!僕が老眼に!?”と驚愕したもの。今や遠近両用眼鏡は必需品だ。
心は若いつもりで若者とジョジョトークとかしても、身体は確実に老いていると痛感。ありていに言えば、「死に近づいている」ことを思い知らされる。もちろん、今日、明日にどうこうの話ではない。だけど、まったく無縁と思っていた老眼や五十肩、歯茎が弱まり複数の歯が同時多発的にヤバイ現状など、確実にガタが来始めているのは歴然たる事実。2週間前まで普通に出来ていたことが不可能になる恐怖。誰もが通る道とは分かっていてるけど…参ったな。
それに、記憶力の低下もドキドキだ。若い頃、重鎮の映画評論家がラジオで明らかに映画のタイトルを勘違いしているのを聞いて「あんな有名な映画なのにタイトルを間違えるなんて、何が重鎮だ」と呆れていたけど、それはあの評論家が不勉強なのではなく、「誰でも年で思い出せなくなる」のだと分かった。とにかく、40代後半から芸術家の名前や作品名がポンと出てこなくなってきた。顔や作品は分かるのに!これは文芸研究家にとって深刻な問題で、原稿を書いてて「まさかのこの名前、間違ってないだろうな…(検索)…ギョエー!別人じゃん!」というレッドカード事案が連日連発、以前は30分で書けていた原稿が2時間かけても半分という…。どうすんの僕。
う〜む、だんだん生きているうちにこのサイトが完成するのか心配になってきた。あと20年ほどあれば、サイトの墓巡礼コーナーは完成すると思う。あのコーナーは「写真プラス人物伝」で成立している。写真だけでは故人への恩返しにならない。なんとか2300人全員の人物伝を書きあげるまで、そこまで大病せずこの生命がもって欲しい。

〔追記:若い読者へ〕報道によると海外に出る日本人の若者が激減しているという。日本は今や先進国で最下位クラスの低賃金だから簡単に海外を見てとは言いにくいけど、お金の問題はともかく、身体が元気なうちに訪れないと、「定年になってからゆっくり海外旅行」作戦だと、腰痛やら関節炎やらなんやらで、“お金はある、時間もある、だけど身体がきつい”で海外に行けなくなる恐れがある。
若いうちに海外を探訪するメリットは、世界にはいろんな価値観、生き方があることを早めに知ることで、残りの人生の悩みごとがちょっと小さくなること。たとえ解決できなくても、押し潰されにくくなる(これ重要)。幸福の条件も国によって違うし、日本特有の息苦しいムラ社会にいても、呼吸が少しラクになる。「世間が決めた幸福」ではない、自分なりの幸福を求められるようになる、というか「幸福にならないと不幸」的な脅迫観念を“やり過ごす”ことができる。
あと、世界遺産の建築や自然遺産の絶景は、写真と実物で感動がまったく違う。写真でも美しいのは分かるけど、実物は美を超えて「圧倒」される。天候によって刻々と変化する表情、現地ならではの空気や音、匂い、それは足を運ばないと分からない。たとえ社会的成功を収められなくても、最後に「見るべきものはすべて見た」と笑って死ねるよう、若い人にはいろんなところに出かけて欲しいです。

●1月15日…夏の国立新美術館の東京JOJO展、8月22日(水)〜9月24日(月・祝)になった模様。平日スタートです。
/いつも楽しい吉本ジョジョ芸人さんたちによるジョジョお笑いライブの第3弾が、今週19日(金)の18時15分から大阪道頓堀で開催されます。あふれるジョジョ愛、受け取りに行きます!

●1月14日…『2017年、飲食業の倒産件数は前年比19・2%増の762件』との報道。飲食業の倒産が750件を超えたのは3年ぶりで、政府が自慢する「いざなぎ景気を超える好景気」「大企業は過去最高益」が、いかに庶民の生活実態とかけ離れたものかわかる。
うちの近所の百貨店専門店街は、ここ2カ月で、タコ焼き屋、ケーキ屋、ラーメン屋、雑貨屋、玩具店と立て続けに閉店しており、百貨店がどうのこうのというより、内需が危険水域に近づいている気がする。確かに株価は滅茶苦茶いい。あと公務員の給料も国家予算が1000兆円の赤字でもガン無視して上昇を続けている。
でも狂ったような増税ラッシュと正社員の非正規化で、庶民が好景気を実感できる要素は皆無であり、個人消費がまったく伸びていない。日本のGDPの6割は個人消費であり、いくら大企業が輸出で儲けても、庶民に好景気の実感がない限り、負のスパイラルは今後も続く。そもそも大企業の「空前の利益」はモノを売っての利益ではなく、人件費コストカットで捻出した利益(しかもそれは従業員の給料に反映されず、役員報酬と内部留保に消える)だから、庶民の購買力アップには繋がらない。
日本は超富裕層40人の資産が、国内の全世帯52.5%(世帯数だから人数だと8000万人くらい?)の資産と同じになり、アベノミクス5年間で貯蓄ゼロの世帯が約430万世帯も激増して約1800万世帯になった。
たった40人の資産が国民過半数の世帯の資産と同額で、しかも格差は「拡大傾向」にある。そんな社会で個人消費は上昇しない。庶民の財布の紐は固くなるばかり。富の再分配をまともにする気がなく、内需拡大に失敗している政権は、日本経済の発展のためにも退陣させるしかない。保守政権でも良いので、せめてきちんと富の再分配ができる政権に。貯金ゼロ世帯が激増している現状を「好景気」と呼ぶ政権はおかしい。

//なんでワイドショーのコメンテーターは、もうちょい元慰安婦の人に同情したり、親身になってあげることができんのかなぁ…。

●1月13日…萩尾望都先生の傑作漫画『ポーの一族』のタカラヅカ版、“萩尾先生の絵がそのまま舞台になった”とすごく評判がいい。アップされてる写真を見ると確かにイメージ通り。やばい。

//大河ドラマ『西郷どん』の第1話とても良かったです。本日13時5分から再放送。渡辺謙が出ると画面が引き締まるなぁ。

●1月12日…安政の大獄で捕縛され、29歳の若さで刑死した吉田松陰が、処刑される前日に書いた『留魂録(りゅうこんろく)』が実に名文で幾度も読む。→
「今日、死を覚悟しても平穏な心情であるのは、四季の巡りについて思いを馳せているからだ。春に種を撒き、夏に苗を植え、秋に刈り、冬に貯蔵するというように。私はもう30歳になるが、何一つ成すことなく死のうとしている。いわばまだ収穫前であり、生命を惜しむべきことだろう。だが、私自身は実りの時を迎えたと感じており、これは哀しいことではない。人間の寿命は決まっておらず、10歳で死ぬ者は10歳の中に四季があり、20歳には20歳の、30歳には30歳の、50、100歳の中には50、100歳の四季がある。10歳をもって短いというのはヒグラシ蝉の命を長寿の霊椿(れいちん/霊木)を基準に考えるようなものだ。私の30年には既に四季が備わっており、また実りもある。それがただのモミ殻か、よく実ったモミなのか、私の知るところではない。もし同志諸君の中で私の想いを受け継いでくれる人がいるならば、それは今後も種が絶えることなく、毎年実り続けるのと同じであり、何ら恥ずべきことではない」。
そして松陰が高杉晋作に送った最後の手紙も良い。→
「死は好むものでもなく、また、憎むべきものでもない。世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身は滅んでも魂の存する者もいる。つまり小生の見るところでは、人間というものは、生死を度外視して、何かを成し遂げる心構えこそ大切なのだ」。
この手紙は以後の高杉の行動指針となった。

●1月11日…ジョジョ第5部のロゴマークが商標登録されたらしいとネット情報(コレとかコレ)。いよいよ5部アニメの公式発表くるか。確定情報が欲しいですね。

●1月10日…成人式の振り袖詐欺の話は酷すぎだな。業者は一生に一度しかない大事な行事に関わってる自覚がなさすぎ。手配不能となった時点で連絡するのが、せめてもの企業の良心だろ…。

●1月9日…幕府大老・井伊直弼と志士の吉田松陰、敵対していた両者の墓は近い。明治の最後の年(44年)に徳冨蘆花が語った言葉は何度読んでもグッとくる。
→「井伊と吉田、50年前には互いに不倶戴天(ふぐたいてん)の仇敵で、安政の大獄に井伊が吉田の首を斬れば、今度は桜田の雪を紅に染めて井伊が浪士に殺される。斬りつ斬られつした両人も、死は一切の恩怨を消してしまって谷ひとつのさし向いで安らかに眠っている。
今日の我らが見れば、松陰はもとより混じりけ無しの純粋な志士の典型、井伊も幕末の重荷を背負って立った剛骨の好男児、朝に立ち野に分れて斬るの殺すのと騒いだ彼らも、50年後の今日から歴史の背景に照して見れば、つまるところ今日の日本を造り出さんが為に、反対の方向から相槌(あいづち)を打ったに過ぎない
彼等は各々その位置に立ち自信にたって、出来るだけの事を存分に行なって土に入り、その墓の近所で明治の今日に生きる百姓らは、さりげなく、かつ、悠々と麦などを作っている。」(『謀反論』から)

//ゴスペル・ドゥーワップの巨人J.D.サムナーは声が非常に低く、一時期はギネスブックに「世界最低音」の保持者として登録されていた。YouTubeにアップされている『Wayfaring Stranger』(4分49秒)、曲の最後の超低音ボイスにブッ飛んだ。人間がこんなに低い音が出せるのか。いやはやビックリ。
※エルヴィス・プレスリーの家庭は裕福でなく、10代のプレスリーはチケット代が払えなくて大好きなJ.D.サムナーのゴスペル・コンサートが聴けないことがあった。たまたまプレスリーの思いを知ったサムナーは、特別にプレスリーを楽屋口から出入り出来る許可を与え、以降は無料でコンサートを見られるように。優しいサムナーのおかげで、プレスリーは本物の良い音楽と何度も出会うことができ、それが後に楽才として花開いていった。

●1月8日…沖縄では一昨日に米軍ヘリがうるま市に不時着したばかりなのに、今日また米軍ヘリが読谷村に不時着。原因は整備不良とのこと。まだ2018年が始まって8日しか経ってないのに、今年“2度目”の不時着。昨年後半は畑での不時着炎上や、小学校への窓落下事件もあった。これだけトラブルが続いているのは異常。

●1月7日…オフ会参加者の皆さん、お疲れさまでした!朝10時から夜10時まで、食事タイムをとることもなく、まるで「アート・トライアスロン」でしたね。参加者がひたすらお薦めアートをしあった第1部だけで終わったのは既に18時(トイレ休憩は5分×3回)。そこからボレロを踊って僕の第二部があって、そこからの懇親会。過去最高の濃密さでした。
自分の知らない画家や作曲家の話、未読の本のお薦めを聞くのはとても楽しく、また勉強になりました。プレゼンされた18人の方、本当に有難うございました!近日、レポート書きます。

楽しかったプレゼン「うどんはアート!」 横溝正史130冊の表紙が並び壮観!

●1月6日…いよいよ明日は年に一度の読者交流会。遠方から参加される方、道中、お気をつけて。大阪にてお待ちしております。(9時半すぎから会場を開ける予定です。昼食の用意を忘れずに)

●1月5日…昨日アップした『墓マイラー今昔物語〜30年を振り返って』の後半に「巡礼の旅の10大思い出」を大幅に加筆しました!ゴッホ、ベートーヴェン、チャップリン、ヘレン・ケラーなど!

//新年の読者交流会まであと2日!(現在申込み24名)

●1月4日…僕が墓マイラーになったのは1987年にロシア(当時はソ連)に眠るドストエフスキーの墓前で感動したことがきっかけ。昨年2017年はちょうど30周年でした。それを機に、この30年の墓マイラーをめぐる変化を、後世の墓マイラーのために記録するつもりで、『墓マイラー今昔物語〜30年を振り返って』を書きました。年末に脱稿し、本日画像の添付が完了したのでアップ。あまりこういう墓マイラー視点で時代を俯瞰(ふかん)するマニアックなレポートは見かけないので、「墓マイラーって何してるの?何が楽しいの?」という方にも読んで頂けると有難いです。r(^_^;)

●1月3日…新年の読者交流会まであと4日!今回、マヤ文明などメキシコの遺跡、落語、スウェーデンの現代作曲家、アウトロー俳句、アール・ブリュット(無流派)のスイス人画家、パンク歌舞伎、横溝正史、アートとしてのうどん、いろんなプレゼンが予定されています。迷われている方、ぜひ参加を♪

●1月2日…新年の読者交流会まであと5日!参加者の方のプレゼンも出揃ってきました。群馬、富山、東京という遠方から参加される方も!(☆o☆)

●1月1日…2018年新年明けましておめでとうございます!今年も文芸ジャンキーパラダイスをよろしくお願いします!

●12月31日…紅白歌合戦、内村光良さんの司会サポートは笑いと優しさがいっぱいで本当に素晴らしかった。なんという安定感。もうこれからずっと出て欲しい。そして驚くような風刺もあった。内村さん扮するNHKのヒーローが4人の悪党を倒すミニムービーがあり、4人の敵の体には大きく次の漢字が書かれていた。「差別」「忖度(そんたく)」「圧力」「暴力」。近年、官邸に忖度しまくりのNHKに対する強烈なボディーブロー。大晦日に全国生放送でよくやった!「差別」を倒すというのも重要なメッセージ。1年の最後に凄いものを見せてもらった。天晴れです。
※紅組のTWICE、9人の韓国ガールズグループのメンバーのうち、3人が日本人なのか!しかも向こうで人気という。政治的な軋轢から色々言われると思うけど、美しいハーモニーで声を重ねているのを見て、このユニットの存在に感動してしまった。こういう動きがもっと増えて欲しい。(台湾人も一人いるとのこと)

//本日BSプレミアムで巨匠黒澤監督の傑作映画一挙5本オンエアです。朝から「七人の侍」「生きる」「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」。古い邦画はセリフが聞き取りにくかったりするけど、地デジは日本語字幕が出せるから助かる。この名作のマラソン上映、大晦日っぽくて良いな。だがしかし、なにゆえ元旦の朝から「ジョーズ」「タイタニック」を選んだのか、NHK番組編成部の意見を聞いてみたい。人食い鮫とか船沈没じゃなく、もっと明るい元気な映画を集めたらいいのに(笑)

●12月28日…この年末、プレスリーの墓参レポを書いている。そして難問にぶち当たった。ロックの創始者は誰なのか、という問題だ。ロックの母体になっているのは、1930年代後半に米南部の黒人の間で始まったジャズ音楽の形式「リズム・アンド・ブルース(R&B)」。強烈なアフター・ビートのリズムにのって演奏しつつ歌った。このR&Bが徐々に「ロックに変化していった」ため、どの時点をもってロックが誕生したのかという見解が音楽ファンによって異なる。
ややこしいのは「ロックに変化していった」といっても、ロック音楽とR&Bとの間には明確な境界線がないため、何をもってロックとするかで結論がかわる。
いわゆるロック創始者として一般的に認知されている7人は、レコードデビュー順に

★ファッツ・ドミノ(1928-2017)1949年12月「The Fat Man」(A面デトロイト・シティ・ブルース)でデビュー
★リトル・リチャード(1932-)1951「タクシーブルース」でデビュー
★エルヴィス・プレスリー(1935-1977)1954年7月「ザッツ・オールライト」でデビュー※原曲はブルース歌手アーサー・クルーダップが1946年に歌った「ザッツ・オールライト」
★ボ・ディドリー(1928-2008)1955年3月「Bo Diddley」でデビュー(古い映像だけどめちゃクール)
★チャック・ベリー(1926-2017)1955年5月「メイベリーン」でデビュー
★バディ・ホリー(1936-1959)1956年4月「Love Me」でデビュー※享年22
★エディ・コクラン(1938-1960)1956年7月「Skinny Jim」でデビュー※享年21

単純にデビュー年を並べるとこうなる。だけど、ドミノとリチャードのデビュー曲はまだリズム・アンド・ブルース色が強い。それに2人とも自分の楽器がピアノだから、一般的な「エレキギター弾きまくってシャウト」というロック・スターのイメージと少し異なる(あくまでもヴィジュアル面で)。では、ドミノとリチャードがどの時点でR&Bからロックに進化したのか、その境目が何とも難しい。
まぁ、ギターを持っているプレスリーだって「ザッツ・オールライト」はロックよりカントリーやブルースの色が強いんだけど…。
そんなことを思っていたら、有名な英国の音楽雑誌『Q』において、音楽ジャーナリストが選ぶ「音楽と世界を永遠に変えた革新的な100曲」第1位にプレスリーのファースト・シングル「ザッツ・オールライト」が輝いていた。そうなのか、だけど何度「ザッツ・オールライト」を聴き返しても、そして原曲と聴き比べても、恥ずかしながら鈍い僕にはコトの重大さが分からない…。プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」ならば独特のビートでロックしてると、新しさがすぐ分かるんだけど。
ちなみに米『ロックの殿堂』の見解は「ロックンロールを創造した者を一人に限定することはできないが、最も近い存在はチャック・ベリー」。なるほど、「メイベリーン」の後半のギターは確かにイメージするロック音楽のそれだ。でもまだ弱い。ロック音楽に期待するガツンとくるものがない。チャック・ベリーといえば「ジョニー・B.グッド」がすぐに思い浮かぶけど、この曲は1958年という少し後に書かれたものだから、ロック誕生には関わっていない。

〔ロックの原点と認知されている楽曲〕
★ビル・ヘイリー「ロック・アラウンド・ザ・クロック」1954年5月※ロック音楽初のビルボード・チャート全米1位を獲得!
★エルヴィス・プレスリー「ハートブレイク・ホテル」1956年1月※プレスリーが初めて全米1位を獲った曲
★リトル・リチャード「のっぽのサリー」1956年3月※ビートルズがカヴァー
★チャック・ベリー「ロール・オーバー・ベートーベン」1956年5月※ビートルズがカヴァー
(参考)チャック・ベリー「ジョニー・B.グッド1958年※ビートルズがカヴァー

上記の楽曲では一番古いビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が、イントロのカッコ良さ、速弾きのギター・ソロ、アップテンポなリズム、どれをとってもロックの原点の称号に相応しいと感じる。ロック音楽で初の全米1位という実績もある。往年の映画『アメリカン・グラフティ』でも光っていた。ただしカヴァーであり、オリジナルはビル版の2カ月前にリリースされたソニー・デイ・アンド・ヒズ・ナイツの曲
…っていうか!ビル・ヘイリーにはさらに古い1952年「ロック・ザ・ジョイント」というゴキゲンなナンバーがある。オリジナルは1949年のジミー・プレストンの曲。1952年だとまだプレスリーはデビューしていない。「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がロックであるなら、似たような楽器編成と曲構成の「ロック・ザ・ジョイント」もロック。曲名にだって早々とロックが入ってる。
結局、僕の意見はロック創始者は(小声で)“ビルと彼のバックバンドじゃないの?”という気もするんだけど、誰一人としてそんな主張はしてないので、珍説の類いになるのだろう。ビル・ヘイリーは1981年に脳腫瘍により55歳で他界した。

1986年に『ロックの殿堂』の登録が始まったとき、プレスリー、チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー、ファッツ・ドミノは栄えある第一回登録者リストに名を連ねていた。そこにビル・ヘイリーは入っておらず、翌年に追加された。プレスリーの「ザッツ・オールライト」よりビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド〜」の方が2カ月早く発売されているのに…。このあたり、米音楽界のビル・ヘイリーに対する塩対応が僕には不可解で困惑している。
「ロックンロールは、人種差別に対処するために役立ちます。私たちは黒人音楽も演奏します。白人と黒人が同じステージを共有しパフォーマーが演奏している間、子供たちが並んで座って音楽を楽しんでいるのを見ました。子供たちが音楽を聴いているとき、トラブルにはつながりません」(ビル・ヘイリー)。

※ロック創始者について一家言ある方はメールでお聞かせ頂けると有難いです。
※ロックの名付け親はアメリカのラジオDJのアラン・フリード(1921-1965)。厳密には語源となる「ロック」が黒人のスラングにあり(意味はダンスや“男女の営み”)、1936年に女性黒人歌手トリキシー・スミスが歌ったブルース「マイ・ダディ・ロックス・ミー」の歌詞にインスピレーションを受けて、アランが1951年に「ロック」を音楽に対して使い始めたという。白人のアラン・フリードは黒人音楽のR&Bを初めて白人向けのラジオ番組で紹介したDJ。差別主義者KKKなどの圧力・脅迫の中で、ビートのきいた黒人音楽を「ロックンロール」と呼んでオンエアし続けた。アランは1959年に解雇され、悲惨な境遇の中でアルコール中毒になり43歳で他界。ミュージシャン以外で『ロックの殿堂』に登録された人物の第一号となった。

//サイトの読者交流会まであと10日!熱烈受付中!

●12月27日…僕の仕事というのは基本的に人生の恩人である芸術家、作家、思想家への墓巡礼エピソードと、その故人の人物紹介(個人感情入りまくりの伝記)で構成されるんだけど、執筆中は自分が「彫刻家」のように思えるときがある。彫っているのは言葉で出来た、石なき墓。キーボードを一文字叩くごとに、石に鎚を当てて故人の墓を彫り上げている感じ。だから、思った通りの言葉で彫られないと、“こんな墓では冒涜になる”と最初から彫りなおし。そして納得できるまで故人の人生に迫った人物紹介が書けたときは、“良い墓ができた!”“恩が返せた!”と身体の奥底からの幸福感に包まれる。
難しいのは、やめ時。どこで最後の一字にするか。書こうと思えばまだ書けるけど、往々にして蛇足になりやすい。歯車がカチッと決まるタイミングがあり、そこを見極めるのが難しい。彫刻家にしろ、画家にしろ、鎚や筆を置くタイミングもたぶん似ていると勝手に想像。

/執筆中は、音楽をかけるか、完全に無音にするか、小さなボリュームでテレビを流しておくか、その時々の原稿でかわる。昨夜、テレビをオンにしておこうと電源を入れると、たまたま又吉直樹さんがドラマ初脚本に挑戦したNHK『許さないという暴力について考えろ』が始まった。平成に入って恐ろしく他者に厳しくなった日本社会に一石を投じるタイトル。次のセリフを思わずメモった。
「イライラしても仕方ないでしょう。あんたのために皆が生きているんじゃないんだからねぇ」
「何で、許せないんだろうねぇ」
「許す人がかっこいいんです」
※劇中に何度も繰り返し出てきた「何で、許せないんだろうねぇ」は重要なキーワードかと。

●12月26日…サイトの読者交流会まであと12日!皆さんの申込みを、三つ指ついてお待ちしております。

●12月25日…原稿、3つのうち2つが終わった。あとひとつ!!

●12月24日…仕事、仕事、そして仕事。終わったらいっぱい更新します。

●12月22日…う〜む、ベルリン・フィルの指揮者について、一難去ってまた一難というか、「ベルリン・フィル」「初代常任指揮者」で検索すると、ハンス・フォン・ビューローの名前がたくさん上がってくる。でも、ウィキペディアは初代常任指揮者はルートヴィヒ・フォン・ブレナーと書いている。サイモン・ラトルが指揮者に決まる過程を追った2003年の音楽ドキュメンタリー『マエストロ・イン・デモクラシー〜ベルリン・フィルの選択』(NHK/Euro Arts共同制作)の中で、ナレーターは「ベルリン・フィルの132年の歴史の中で、首席指揮者の重責を担ったのはアバドを含めて6人だけです」と語っている。ここでいう首席指揮者は常任指揮者と見なしていいだろう。この番組はベルリン・フィルの団員が総出演状態だったので、デマを流すとは思えない。ビューロー、ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤン、アバドは確定。ボルヒャルトは“暫定首席指揮者”だからカウントされないとしても、あとの一人は、ブレナーなのか、それともチェリビダッケか。もしベルリン・フィルを旗挙げしたブレナーが初代でないとすれば、ビューローが初代になるけれど、創設者兼指揮者のブレナーが常任指揮者でないなんて、そんなことがあり得るのか?ウィキはチェリビダッケも常任指揮者と認定している。もう大混乱。昔のウィキは不正確な記述が多かったけど、最近は既存の書籍でもデータが古いものはウィキの方が最新情報で正しいケースが多い。まいった。
…ということで、またしても読者の方にヘルプ要請です。ベルリン・フィルは初代常任指揮者を誰と考えているのかご存知の方、メールで連絡を頂けると助かります。
/そしてもうひとつ。ハンブルクのハンス・フォン・ビューローの墓前には、1978年に当時の有名指揮者たちが「ビューロー氏に敬意を込めて」と刻んだ石板を設置しています。そこには仲が悪い指揮者の名前が一緒にあるため、「うお、バーンスタインとカラヤンの名が同時に!」と鳥肌が。問題は、この石板に「何人の指揮者の名があるのか」ということです。僕には29人に見えるのですが、ネットには27人という意見もあり、最後の2人のシュトラウス(?)を入れると31人に。リンク先に画像をアップしたので、クラシック・ファンの方、共に分析して頂けると助かります(汗)

●12月21日…印刷所が年末進行で締め切りの前倒しラッシュ!!あと原稿3本。血管にエスプレッソ・コーヒーとレッドブルを混ぜて直接注射して乗り切らないと(汗)

//素晴らしい、国連総会でアメリカを批判する決議(米国によるイスラエル・エルサレムの首都認定は無効)に日本政府がトランプの圧力に屈することなく「賛成票」を投じた!僕は日記で安倍政権にいろいろ異議申し立てもするけど、自国の政府なんだから誉めることがあるとそりゃあ嬉しい。批判するより誉める方が精神衛生上も良い。そして今回の判断、もう全力で喝采を贈りたい。特に胸が熱くなったのは、採決ではカナダや豪州など35カ国がトランプ政権に配慮して「棄権」したのに日本は棄権せずに堂々と賛成票を入れたこと!弱い立場のパレスチナの気持ちを尊重した。大袈裟でなく感動した!

//ベルリン・フィル初代常任指揮者のお墓探しの件、なんと読者の方がベルリン・フィルに直接問い合わせて下さっているとのこと、何とかなりそうです。英語レベルが中学1年の二学期レベルの僕では考えもしなかった方法。感謝です!

●12月20日…「芸術とは人類の心臓であり、学問は脳、産業は手、商業は足、政治は胃である」(フランツ・リスト)。発売中の『音楽の友 1月号』に世界音楽家巡礼を連載、今回は第10回記念ということで、満を持してワーグナーとフランツ・リストを取り上げてます。クラシック作曲家は数あれど、「リストマニア」「ワグネリアン」のように、コアなファンを表す言葉を持つ人物はこの2人くらい(他にいたかな?)。両者のカリスマ性、中毒性がよくわかる。ボードレールは「ワーグナーの音楽はアヘン(ドラッグ)である」と評し、リストは人々から「ピアノの魔術師」と呼ばれた。ちなみにリストは幼い頃から指を伸ばす練習をしており、人さし指は11センチ、中指は12センチもあり(僕は7.8cm)、12度の音程、つまり「ド」から高い「ソ」まで軽々と押さえることができたという。
ワーグナーの逸話で一番好きなものは、『トリスタンとイゾルデ』を書きあげたときに女性へ送った手紙。「ねぇ君!最愛の君!これは恐るべき話だ。この巨匠はまたもや立派なものを作り上げた!すぐに仕上がったばかりの幕の前半をピアノで演奏してみて、かつて愛する神が、万事よしとわかった時に言ったのと同じことを、私も言わずにはいられなかった!私には、私を賞賛してくれる人々はいない。ちょうどあの時、約6千年前、(天地創造を終えた)神がそうだったように」。 創造神と自分を並べて語られるワーグナーがぶっ飛んでる。
後にリストの娘コジマがワーグナーの妻となったので、ワーグナーもリストもドイツのバイロイトに眠っている。
※前々回のEテレアニメ『クラシカロイド』に感心した。コメディの中にリストの音楽史のエピソードをうまく取り入れてパロディ化していた。コンサート・ピアニストだったリストを作曲家に転向させたカロリーネまで出てきてビックリした。リストはカロリーネと出会っていなければ、作曲に本腰を入れず名人芸を見せるだけのピアニストとして人生の大半を終えていたかもしれない。カロリーネが作曲家リストを作ったようなもの。放映中のクラシカロイド第二期、残念なのは新キャラがワーグナーとドボルザーク(動物のカバ)だけという点。ブラームス、シューマン、ヴェルディ、ブルックナー、マーラー、ヨハン・シュトラウスのクラシカロイドも登場させて欲しいな。

//報ステ、まだ延々と詳細に相撲の暴力事件をやってる。冒頭からものすごい尺を使って。世界ではいろんなことが起きているのに。古舘キャスターの時代なら、こんなアホな番組作りさせなかっただろう。どうなってしまったん。
※貴乃花親方が新興宗教にハマって教祖の名前を弟子につけたり、いわゆるネット右翼的な言動が目立っていることが心配。

//国連総会の緊急会合、「アメリカがイスラエルの首都をエルサレムとしたのは無効」という決議案の採択が迫っている。過半数の国が賛成すると思われるなか、トランプが「もし賛成したら、そんな国をアメリカは援助しない」と脅迫外交を展開。弱気になった日本がトランプを忖度して反対・棄権しそうで怖い。
過去の国連安保理決議ではイスラエルのエルサレム首都宣言を認めておらず、今回のアメリカによる首都容認は国連安保理決議に明確に違反している。日本は北朝鮮に「国連安保理決議を守れ」と言い続けており、アメリカに対しては「守らなくていい」となれば、深刻なダブルスタンダードとなる。どう考えてもアメリカとイスラエルが間違っており、日本政府(っていうか安倍氏)は毅然として賛成票を投じて欲しい。

●12月19日…ナチスと戦った大指揮者フルトヴェングラーの代役として、ベルリン・フィルの首席指揮者となり、悲運の死を遂げたレオ・ボルヒャルト(Leo Borchard)の墓がどうしても見つからない!1945年に他界しており、それほど古い墓ではないのに、ネット上には何も情報が出ていない…。ボルヒャルトは戦前にベルリン3大歌劇場のひとつベルリン・クロルオーパーで指揮者助手になり、1933年(34歳)に初めてベルリン・フィルを指揮。同年、ヒトラーが首相に就任するとボルヒャルトはナチ思想に反発。2年後にナチス政権から「政治的に信頼できぬ人物」と見なされ活動禁止処分が下された。大戦中は偽名でレジスタンス運動に関わり、潜伏ユダヤ人の生活を援助し、自身も地下に潜って反ナチスのビラ作りを命がけで行い、ミュンヘンの反ナチグループ「白バラ」が作った告発ビラを複写して海外に拡散した(このビラを作った「白バラ」メンバーは、女学生のゾフィー・ショルを含めてギロチン刑にされた)。1945年5月8日にドイツは降伏。半月後の5月26日にベルリン・フィルを指揮して、ユダヤ人作曲家メンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』やロシア人チャイコフスキーの『交響曲第4番』を演奏し喝采を浴びた。この大成功を受け、ベルリン・フィルの首席指揮者に抜擢される。その3カ月後、ボルヒャルトに突然悲劇が訪れた。1945年8月23日、ベルリンで演奏会から車で帰宅する際、運転手が検問所のアメリカ人歩哨の手信号を誤解、停車しなかったために銃撃を受けボルヒャルトは死亡した。享年46。もしも海外サイトなどでお墓を発見された方がいましたらメールで教えて頂けると助かります!
【追記】ボルヒャルトのお墓っぽい碑文を教えて頂いたのですが(有難うございます!)、レジスタンスの仲間の名前も刻まれているので、これは墓碑というより、ベルリンの歴史的名所を記した碑文かも知れません。とはいえ、住所はFriedhof Steglitz(Steglitz墓地)に近いので墓碑の可能性もある。引き続き情報求むです!→さらに追記。碑文に「ここに住んでいた」とあるので、やはり墓ではないようです。うーむ。
【追記2】うおおおお!読者の方がボルヒャルトの墓を発見して下さいました!墓番号も「Grablage: Abteilung 41- Reihe 2. WR C-Nummer 14」とわかり100%確定です!本当に有難うございました!これでベルリン・フィル関係で墓所が不明なのは初代指揮者Ludwig von Brenner/ルートヴィヒ・フォン・ブレナー(1833−1902)だけです。

※フルトヴェングラーは、彼のナチスへの非協力態度(ユダヤ人作曲家メンデルスゾーンを演奏会で取り上げたり、ナチス批判の新聞投稿、ユダヤ人の亡命の援助)が目に余るとして、ナチス高官ハインリヒ・ヒムラーから逮捕命令が出た。ゲシュタポ(秘密警察)に命を狙われるに至り、大戦末期にスイスに亡命。
戦う指揮者が演奏したベートーヴェン「第九」は名演揃いで、戦後のバイロイトのライブ演奏が有名だけれど、最近は戦時真っ只中の1942年のライブ演奏(24分/終楽章)をよく聴いている。終楽章冒頭の怒りのティンパニーでいきなりノックアウトされた。最後のシンバル爆発まで、とんでもない緊張感。

//大河『おんな城主 直虎』最終回、やはり本能寺の変は丸ごとカットで、前半はショック状態で見ていたけど、元服した井伊万千代が新たな名前を授かる際、井伊の通り字(祖先から受け継がれた名前の一字)である「直」、小野政次ら小野の通り名である「政」を合わせて井伊「直政」となったことで、思わずホロリ。そしてラストの碁石で描いた「完」に爆笑し、もう、“この大河はこれでいいや!”と、なんか不満を書くことが良い意味で馬鹿馬鹿しくなり、長い大河ドラマの歴史の中には、とことん合戦シーンを描かない戦国ドラマも1本くらいあっても良いかってなった。スタッフの皆さん、視聴者の皆さん、共に完走お疲れさま。
これを見て直虎が「えっ!?」 ナレーション「おしまい」

●12月18日…オフ会の「お薦めアート紹介プレゼン」ですが、頂いているメールに「緊張してうまくプレゼンできるか不安です」と書かれている方が数人おられます。ご安心を!発表は一人で話しっぱなしという訳ではなく、僕が横にいて時々会話のやり取りをしながら、リラックス&気楽にできる空気を作ります。そこはもう、29回目のオフ会なので任せて下さい!(笑) p(^^)q

●12月17日…本日、新作スター・ウォーズを観に行きます!
→観てきました。とんでもないボリューム感。普通の映画ならクライマックスに登場するような大規模戦闘が何度も登場。さすがスター・ウォーズ。冒頭暗闇の中からあのテーマ曲が大音響で流れた時点で脳汁ダダ漏れ。感想を一言で言うと「フォースはなんでもあり!」(笑)。にじみ出る敵キャラの小者感は、本作のみならず、アベンジャーズ、DCシリーズを含めて、近年のSF映画全体に言えることっすね。あと、本作の場合は確信犯でそう描いているようなので、エピソード7で感じたほどのマイナス要因にはならず。公開2日目ゆえ正式なレビューはまた後日に。ネットには低評価も出ているけど、「フォースは何もジェダイだけのものではない」というメッセージを見逃しているかと。最終章3部作の中継ぎ作品としては頑張っていた。いずれにせよ、次回のエピソード9の内容次第で、このエピソード8は30点にもなるし100点にもなる。※予告編第二弾が良い出来。

●12月16日…ベルリン・フィルの初代指揮者Ludwig von Brenner/ルートヴィヒ・フォン・ブレナー(1833−1902)のお墓の場所を探しています。海外サイトなども調べているのですが、やり方が悪いのか一向に見つからず…。もし発見された方がいましたらメールで教えて頂けると助かります!

●12月15日…こ、こ、これはスゴイ!来夏、日本最大の延床(のべゆか)面積を誇る巨大美術館、東京「国立新美術館」で『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』の開催が決定ィイイイイ!“国立”の名を冠した美術館は日本に5箇所のみ。荒木先生のコメント「大変に名誉ある場所でJOJO30周年の集大成を皆さまの前にご披露させて頂ける事は、本当に光栄であります。また同時に緊張も感じております」「JOJOが目指して描くものはこの世のあらゆる現象、そして善と悪の闘いを通しての『精神の成長』であります」「今回の原画展では、そのキャラクターたちと守り神たちが、同じ時刻、同じ場所に会するイメージ。―そして新作画の執筆も複数枚、計画しております」。
楽しみすぎる。国立新美術館といえば、ゴッホ展(没後120年展)、ルノアール展、ミュシャ展が開催されてきた美の殿堂。その同じ会場で荒木先生の原画を鑑賞できる至福!ありがたや!

/そして来春発売されるJOJOスマホ第2弾が熱い。付属機能の「スタンドカメラ」「ジョジョ音楽プレイヤー」「JOJOエディター」「名シーン名言変換辞書」「SBRレース追体験」、エトセトラ、エトセトラ!iPhoneを買い換えたばかりなのが辛い。アンドロイドユーザーなら間違いなく予約していた。

//『あさイチ』にゲストで出ていた歌舞伎俳優・松本幸四郎さんの好きな川柳を思わずメモ→「よく言った それをお前が やってくれ」

●12月14日…ノーベル平和賞の授賞式で、広島で被爆したカナダ在住のサーロー節子さんのスピーチを、同日のNHKは19時のニュースでも21時のニュースでも黙殺し、文学賞受賞者のカズオ・イシグロさんのスピーチだけを紹介するという露骨な差別待遇を見せた。両者とも日本生まれであり、いつもなら“日本スゴイ”の流れで大々的に報道するのに。
理由はただひとつ、サーロー節子さんがスピーチで核兵器禁止条約に反対している日本政府=安倍氏を批判しているからだ。「“核の傘”なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです」「すべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去して下さい」。
安倍政権に都合の悪い内容ならばノーベル平和賞のスピーチも完全に無視するNHK。自ら進んで安倍氏の私物メディアになっている。受信料を払っているのは公平な報道のためで、こんな忖度報道をするなら安倍氏一人から受信料を年額予算分徴収して欲しい。名前もNHKじゃなくアベチャンネルと堂々と名乗ればいい。

★13歳で被爆したサーロー節子さんの平和賞スピーチ(朝日新聞から抜粋)

→私は、広島と長崎の原爆投下から生き延びた被爆者の一人としてお話をします。私たち被爆者は、70年以上にわたり、核兵器の完全廃絶のために努力をしてきました。
今日、私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げた全ての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上に、そして私たちのまわりに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。
米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私はその朝のことを覚えています。8時15分、私は目をくらます青白い閃光を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。
静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の下で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私は死に直面していることがわかりました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。
そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 蹴り続けろ! あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、這って行きなさい」と言うのです。私がそこから這い出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体にはひどい、想像を超えた廃虚がありました。

幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、やけどを負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。おなかが裂けて開き、腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延していました。
このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私の家族や、351人の同級生もいました。
その後、数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。

広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳の甥、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。
私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。

私たち被爆者は、苦しみと、生き残るための、そして灰の中から生き返るための真の闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。
それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「良い爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。
核保有9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です

今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。
責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことは明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。
核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であることを知りなさい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです
世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。
私は13歳の少女だったときに、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かって這って行け」。(会場から万雷の拍手)

現場にいた報ステ・キャスターによると、スピーチ当初は核兵器禁止条約に参加してない国の代表者は斜めに構えていたが、被爆体験のあたりから身を乗り出して聞き入り、スピーチの終わりには他の聴衆と一緒に拍手していたという。「体験者」のナマの言葉は異なる立場の人間の心にも届く。だが、体験者が高齢になってどんどん減っているいま、このような機会は減少していく。残された時間は少ない。核兵器禁止条約の参加国をひとつでも増やすことが、唯一の戦争被爆国日本の責務だ。

●12月13日…沖縄で小学校の運動場に米軍ヘリの窓が鉄枠ごと落下、体育授業中の子どもたちの10m横に落ちた。飛ばされた石で子どもがケガ。一歩間違えれば死んでいた。元々、小学校の上は飛行禁止ゾーン。なんで約束を無視して飛んでいるか。

//今日は1937年の南京の悲劇から80年目の日。どれだけの日本人がそのことに気づいているか。日本側史料の公式記録だけで犠牲者2万5千人以上。中国が主張する30万人じゃなくても、僕の感覚では2万5千人は大虐殺だ。「虐殺否定派」への反証は以下のサイトが一番分かりやすい。
「南京事件 初歩の初歩」
そしてあらゆる右派論客の「でっちあげ」論をすべてねじ伏せる究極の史料サイト
『南京事件FAQ』
僕が整理したものはこちら
→愛国リベラル史観〜南京事件

●12月12日…明日、急遽、公開中の映画『否定と肯定』(予告)を観に行くことに。「ホロコースト(ナチのユダヤ虐殺)はなかった」と言い張る歴史修正主義者と戦う映画。いま仕事でアンネ・フランクの原稿を書いており、これは観ておかねば。

●12月11日…広島で13歳の時に被爆したサーロー節子さんのノーベル平和賞スピーチを文字起こし中。10年以上前に僕は一度サーロー節子さんにバンクーバーの街を案内して頂いたことがあり、感情移入してスピーチを聞きました。

●12月10日…大河『おんな城主 直虎』、本能寺の変で信長の死がカット!!なんやそれ!!桶狭間の戦いで今川義元の死がカットされた時も目が点になったけど、本能寺の変は市川海老蔵の魔王信長っぷりをじっくり描いてきたのに、その一番のクライマックスが丸ごと伝聞で終わるなど、あって良いはずがない!真田丸の時もカットされてたし、NHK的にはこれからずっと「リアル路線だから主人公が関わらない戦は伝聞だけがクール」と言いたいんだろうけど、そんなとこリアルにしなくていい!歴史的大事件はちゃんと映像で見せてくれ!!直虎と異人の架空エピソード削ったら、海老蔵の舞を入れる時間はあった。海老蔵版信長の最期という最大級の楽しみを奪うなんて酷すぎる…グスン。

●12月9日…ノーベル平和賞授賞式のスピーチ、注目しています。核兵器禁止条約に「反対」している日本政府を動かすメッセージとなってほしいな。

//明日『ジャスティス・リーグ』、観に行きます!

●12月8日…1年ぶりの読者交流会(第29回オフ会)を1月7日に開催します!当サイトの読者同士が、もち時間15分以内でお薦めアート・お気に入り作品をリレー方式でどんどん紹介していくイベントです。今回は3連休の真ん中なので、遠方の人も参加しやすいかと!

昨年は宮城、香川、東京、愛知、滋賀、大阪近辺などから25名が参加。そのうち“お薦めアート”をプレゼンしたのは21名。僕自身、このオフ会で自分の知らないジャンルの作品や、聴いたことがない良い曲に出会えるのが、毎年本当に楽しみです。読者の皆さんの多趣味っぷりに毎回驚かされます。 (☆o☆)
【重要】本人がアートだと思えば何を紹介して頂いても結構です!

前回のオフ会で各自がプレゼンしたラインナップは以下の通り→
全米No.1アカペラ・グループ“ペンタトニックス”「レット・イット・ゴー」(3分26秒)、「ダフトパンク」(5分)※名曲をアカペラで!/漫画「あさきゆめみし」大和和紀/柳家喬太郎(やなぎや きょうたろう)・落語「時そば」の“枕”/映画「ブルース・ブラザーズ」/「トーク・レディオ」ノンフィクション小説 スティーブン・シンギュラー/さだまさしの歌詞解説「関白失脚」「雨やどり」「償い」「天然色の化石」「風に立つライオン」/大河ドラマ「黄金の日日」/欅坂46「サイレントマジョリティー」/ドキュメンタリー「新・映像の世紀第5集・若者の反乱が世界に連鎖した」/米プログレ・メタルバンド「ペリフェリー」のギタリスト、ジェイク・ボーウェン/北欧AOR界の最高峰オーレ・ブールード「Keep Movin」/“顔を見せないミュージシャン”豪のシンガーソングライター、Sia「シャンデリア」(3分半)※必聴、驚異の歌唱力!/日本各地のローカルヒーローと特撮情報誌「特撮ゼロ」/J-POP「夜鷹の夢」Do As Infinity※コソボ紛争のパイロットの心境をモチーフにした反戦歌/音楽喜劇アニメ「クラシカロイド」/乃木坂46「サヨナラの意味」/フィギュア「RAH まどか☆マギカ 鹿目まどか&アルティメットまどか」/浅野祥雲(あさの しょううん)のコンクリート彫刻!
素晴らしいハーモニーの「ペンタトニックス」 源氏物語を漫画にした「あさきゆめみし」
延々と楽しい“枕”が続く柳家喬太郎
「時そば」の枕でコロッケの気持ちを
妄想で語る場面が楽しすぎる(笑)
「ブルース・ブラザーズ」といえばカー・
アクションとライブ演奏が有名だけど
差別主義者を笑い飛ばす名シーンも!
詩人としてのさだまさしに注目。プレゼン
ターの元原稿には、大事なことを言い忘れ
ないよう赤い文字で解説文が。熱いです
オーレ・ブールード。持ち時間15分ゆえ
5分の曲を3曲という人が多い
※“Sia”は2人が被るほどの人気でした!
ローカルヒーローでもデザインが超クール! 「アルティメットまどか」の後ろ髪にどよめき
小学生だってお薦め作品をプレゼンします みんなで挑戦したバレエ「ボレロ」!


この日の一番人気プレゼン、コンクリート
彫刻家・浅野祥雲(1891-1978)の世界!

コンクリート彫刻は木像彫刻や石像に
比べて世間の芸術的評価が低いけど
表情はユーモラス、リアル系と変化に富む
厳粛な空間の兵士慰霊像。全員が
実在した日本兵であり表情がみんな違う
桃太郎の仲間たちに癒やされた。
左の軍人像と同じ作者とは思えない

熱血プレゼンで浅野祥雲の魅力を語ってくれた愛知県のS氏。いわく今までの素材だと、「木造は火災など耐久性に難あり」「石造は大きさの制限を受けやすい、あまり大きなものは作れない」「鋳造は莫大な費用がかかる」「土製は、乾燥、焼く、冷却などで工期もかかる」。それゆえコンクリート彫刻はメリットが多いとのこと。そして浅野祥雲は、像の設置目的に合わせて自由に作風を変えられる技術を持っていた。ちなみに、コンクリートの原料の石灰石は国内自給率100%。仏教思想をジオラマで見せる日本で唯一の宗教テーマパーク『五色園』(愛知県日進市)、自分も行ってみたいです。そこだけで1000体以上の浅野祥雲作品が待っているとのこと。

前回のオフ会は、半数以上の方がリピーターのプレゼンター。「発表してみると思ったより楽しい」と、一度発表した人は2回目、3回目と発表して下さっています。芸術は鍋料理と同じ、一人で食べるよりもみんなで味わう方が、ますます美味しくなる!そう感じたときに“感動を分かち合う”プレゼンの面白さに開眼するのでは。もちろん、「恥ずかしいから見るだけで」という方も大歓迎です。
参加申込みは冒頭のリンク先からお願いします。お目にかかるのを楽しみにしています!

●12月7日…トランプの「エルサレムはイスラエルの首都」宣言に耳を疑った。エルサレムを火の海にするつもりか。イスラム国の拠点が陥落し、ようやく中東情勢が落ち着き始めていたのに、禁じ手中の禁じ手を使うとは。エルサレムはパレスチナ人が先に住んでおり、パレスチナ側は独立後に将来の首都とするつもりだった。だからこそ、国際社会はテルアビブに大使館や領事館を置くことで、テルアビブをイスラエルの事実上の首都と考えてきた。トランプの判断はあまりにもイスラエルびいきであり、地獄の蓋を開けることになる。サウジなど親米アラブ国家もさすがにこれだけは同意できないだろう。国際世論から米国民に訴えかけ、トランプに首都宣言を撤回させるしかない。日本政府としても、せっかく世界が北朝鮮問題に本腰を入れ始めているこのタイミングで、中東問題に各国の関心が移ることを阻止したいはず。トランプと気の合う安倍氏、常日頃から仲の良さをアピールしているのだから、友としてトランプの暴走を止めて欲しい。ドイツのメルケル、フランスのマクロン、イギリスのメイまでもが、トランプをすぐさま批判しているのに、なぜ状況を見守るだけなのか。

●12月6日…昨年末から今年11月までに観賞した映画(DVD、旧作含む)の36本のレビューを書きます。

【2017シネマレビュー特集】※カッコ内は点数と制作年。2017年制作のものから古いものへと、逆順に書いています。ネタバレは文字反転になっています。

〔洋画〕

★『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(95点/2017)名作の前作を超えてきた!今回の敵は万物を創造する自分勝手な天界人。互いに文句を言い合いながら、「銀河の守護者」たちは神にも匹敵する敵と戦う。映画のツカミはほんと重要。冒頭、モンスターと激闘する仲間をバックに、可愛い木の妖精のようなベビー・グルートがご機嫌にダンスするシーンに心をガッシリ掴まれた。そして主人公の育ての親ヨンドゥの父性愛が素晴らしすぎる!血が繋がってなくても最高の親父だ。ヨンドゥの矢が暗闇を飛び交う光跡の美しくも恐ろしいこと…。密林で大暴れする銀河最強のアライグマ・ロケットも楽しかったし、この異色のヒーロー達がアベンジャーズのメンバーと出会う日が楽しみ。シルベスタ・スタローンの登場もツボ。

★『マイティ・ソー バトルロイヤル』(80点/2017)SFコメディといっていいほど陽気な娯楽活劇。アベンジャーズの外伝ソー・シリーズ最終章。チート(ブッ壊れ)級の能力を持つ、ソー、ハルク、ストレンジが一本の作品に登場して物語が成立することに感心。レッド・ツェッペリン『移民の歌』が流れるバトル・シーンの格好良さは異常。ハルクを見て真っ青になるロキとか小ネタが楽しい。とはいえ、今回の敵はソーの姉ヘラ。あのケイト・ブランシェットが演じている時点で勝てる気がせず、笑いの中にも緊張感が漂う。やっぱ配役は大事。回想シーンでペガサスに乗ってヘラと戦うヴァルキリーたちが神話の絵画のように荘厳で見入った。冷静に考えると、【ネタバレ文字反転父の死、敵が姉、目の負傷、母星の終焉など劇中で起きることは悲劇の連続なのに、登場人物はユーモアいっぱいで場内は笑いの連続という離れ技を見せてもらった。
※ただし!映画宣伝会社は猛省を!映画の原題はバトルロイヤルではなく「ラグナロク」。ラグナロクとは北欧神話の「世界の終末の日」のこと。この重みのある原題を変えちゃダメだ。そもそもバトルロイヤルは映画の内容とも合っていない。何てことしてくれたのか。
※ちなみに北欧神話の雷神ソーは木曜日Thursdayの語源。Friidayの語源も同じく北欧神話の愛と美の女神「Freija(フレイア)」。

★『猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)』(78点/2017)物語の大半が猿の収容所という限定空間だし、バトルは最初と最後しかないのに「グレートウォー」という壮大なタイトルを日本の映画宣伝会社が付けちゃイカンだろ。JARO案件。物語は終始重苦しく、中盤は展開が大失速し、緊張感もどこかへ。その淀んだ空気を一気に変えたのが、【ネタバレ文字反転敵になったゴリラからの救援と、ノアの洪水のような大雪崩。樹上の猿たちを見て内心ガッツポーズ
この点数は荘厳な神話のようなクライマックスと、黄昏の黄金の光と共に旅立った英雄シーザーへの追悼として捧げたい。シーザー、お疲れさまでした(可能ならシーザーの名演にアカデミー賞の特別賞をあげたい)。

★『ライフ』(48点/2017)国際宇宙ステーションを舞台にした密室系ホラー。火星の生物が激ヤバ。この分野は既に名作『エイリアン』があり、展開に既視感があって退屈もしたけれど、ラストのオチは“こうでなくては”と小膝ポン。ただ、オッとなったのはここだけ。ジェイク・ギレンホールと普通に共演している真田広之は、『ラストサムライ』をきっかけにほんと国際的スターになったなぁ。

★『ゴースト・イン・ザ・シェル』(84点/2017)実写版の攻殻機動隊。公開中はあまり話題にならなかったからイマイチなのかと思ったら、めっちゃ良かった!少佐役を演じたスカーレット・ヨハンソンがイメージとピッタリ。静かなテクノ音楽に合わせて少佐の義体化が描かれるオープニング・シーンがクール。科学の犠牲となった敵、クゼが持つ悲しみも伝わってきた。たけしは荒巻というより、たけしだった。

★『LOGAN ローガン』(100点/2017)号泣。長きにわたったX-MENの物語の最後に、こんな寂しくも温かい結末が待っていたとは。冒頭、過去の作品をすべて無視したような絶望的状況にいきなり放り込まれ、最初は戸惑った。「ウェストチェスター・インシデント」(ウェストチェスターはエグゼビアスクールの所在地)という大事件があったらしく、ローガン、チャールズ、キャリバン以外の大人のミュータントが全滅している。肉体に再生能力があるため長寿し、南北戦争、2つの世界大戦、ベトナム戦争の最前線を見てきたローガンも、病により老化が始まった。チャールズは世界最強のエスパーでありながら、アルツハイマー病の影響でテレパシー能力をコントロールできなくなっている。ローガンもチャールズも、どうしてこうなったというほどの悲惨な生活ぶり(よくこの絶望的設定にGOサインが出たもの)。そこにローガンの遺伝子から作られ、施設を脱走した少女ローラが現れ、期せずしてローガンは父親になった。ミュータントの遺伝子で殺戮マシーンを作り出す敵から、老いたローガンは娘を守り抜けるのか。逃避行中、チャールズの能力がホテルで暴走するシーンが圧巻。身体が麻痺した特殊部隊員をローガンが一人ずつ串刺しにしていく凄絶なバイオレンス。『X-MEN』シリーズ初のR指定(15禁)。暴力描写でR指定になると興行収入が減るが、ヒュー・ジャックマンは自分のギャラを削ってまでR指定にこだわり、超暴力を解禁した。血塗られたローガンの最終章は綺麗事では描けない。X-MENシリーズの見せ場であった派手な能力バトルは消え、刺す、切る、刺す、切る、刺す、切るの連続。【ネタバレ文字反転チャールズを失った後のローガンは目も当てられぬ痛々しさ…。爽快感はなく、凄惨な物語だが、死ぬ間際に父親というものの感覚を知り「This is what it feels like(ああ、こういう感じか)」とハッピーエンドになり、墓標の「X」で完全終幕となる。アメコミ映画というジャンルで考え得る限り最もシリアスな作品となった本作。ジャックマンと監督が“この内容しかない”と決めた関係者渾身の一作であり、SF映画史に輝く金字塔となった。ローガン、安らかに眠れ。

★『ブレードランナー 2049』(98点/2017)…10/29の日記にレビュー

★『キングコング 髑髏島の巨神』(60点/2017)「PG-12指定」をなめていた。怪獣映画と思っていたらスプラッターだった!人間の四肢がプッツンプッツン、そこまで残酷にする必要あんのかな。隣りで見ていた子どもの目を何度手で塞いだか。過去のキングコングには天敵だった航空機を前半から蚊とんぼのごとくなぎ倒すのは斬新だった。あと、悪役のサミュエル・L・ジャクソンがけっこう怖い。エンディングロールのゴジラとキングギドラにびっくり&テンション沸点。
※ちなみに日本の観賞制限は「PG-12」「R-15」「R-18」の3種類。PGはparental guidanceの略。「PG-12」は12歳未満の年少者には保護者の助言・指導が必要というもの。「R-15」だと親同伴でも観賞不可。

★『ゴッホ 最期の手紙』(100点/2017)生涯に絵が1枚しか売れず37歳で命を断ったゴッホ。その自殺の真相に迫った油絵アニメ。1秒12枚の油絵アニメは125名の絵師がゴッホのタッチで描いたもの。劇中では様々な代表作が動いており奇跡を見ているよう!それはもう、期待をはるかに上回る究極の映像体験だった。テレビ画面ではなく大スクリーンで観ることができ、幸福としか言いようがない。映画全編に制作チームのゴッホ愛があふれまくってた。作ってくれてホント有難う!
※ゴッホが自殺ではなく撃たれたというのは初耳だった。確かに使用されたピストルが見つかってないこと、自殺する気なら1発目で即死できなかった時にもう1発撃たなかったのかは疑問。でも弟テオに死の床で「泣かないでおくれ、みんなのために良かれと思ってやったんだ」と語っており謎は深まる。

★『ワンダーウーマン』(97点/2017)※名セリフを解説するためネタバレ気味ですがこれを読んだ後でも楽しめます。→
まさかワンダーウーマンの単体映画がバットマンやスーパーマンのコラボ作品より高得点になろうとは!この映画はただのSFアクションじゃない。スーパーヒーローが戦争を通して人類のことで悩む。神の血をひくアマゾン族の王女ダイアナ(ワンダーウーマン)は驚異的な身体能力を持っており、ゼウスの子・破壊神アレスとの決戦にそなえ日々鍛錬している。アレスは太古にゼウスと戦って地上に落ち、「人間はゼウスの創造物の失敗作」と証明するため、歴史の裏で戦争の原因を作っていた。第一次世界大戦が勃発すると、ダイアナは毒ガス弾を使うドイツ軍総監の正体をアレスと考え、総監さえ倒せば人類の戦争は終結すると信じ込む。ところが、総監を倒したのに戦争は終わらない。混乱するダイアナに連合軍兵がいう。「この戦争の原因を誰か一人の責任にできればどんなにいいか。現実は違うんだ。戦争が起きた原因は1人1人にあるんだ」。ダイアナは人類に失望し打ちひしがれ、アマゾン族の言葉「人類は関わる価値がない」を思い出す。折しもアレスが現れ「戦争こそ人間の本性」「世界を再創造すべき」と協力を要求。【ネタバレ文字反転連合軍兵の自己犠牲と愛を目の当たりにして、人間の内なる「善」を信じると決断、真の力を覚醒させる−−。
本作は女性が監督した初めてのスーパーヒーロー映画。メガホンをとったパティ・ジェンキンスは、世界興収でも女性監督作品として史上最高記録を更新した。それにしてもワンダーウーマンを演じたガル・ガドットの美貌とシャープな動きは、本当に神の血が流れているのではと思うほど神がかっている。その所作の一つ一つが「絵」になる。彼女でなければ成立しない脚本。ドイツ軍の機銃掃射を盾で耐えている姿の神々しさに無性に泣けた。あと、連合軍兵のクリス・パインもすごくよかった。「僕は今日を救う、君は世界を救え」がたまらない。とにかく、誰か悪の親玉一人を倒せばめでたく問題解決という従来のヒーロー映画と異なり、人類1人1人が戦争を防ぐ責任を負っていることを明確にしただけも超高得点に値する。しいて課題をいえばダイアナが倒した一般ドイツ兵にも、彼らが信じる正義や祖国愛がある点、正義の反対はもう一つの正義という部分に踏み込んで欲しかったけど、単体第1作にそこまで求めるのはハードルが高いか。2019年公開予定の続編(次は第二次世界大戦?)の監督もパティ・ジェンキンスが担当するといい、いやが上にも期待が高まる。

※ゼウスの息子アレスはギリシア神話に登場する狂乱と戦の神、軍神。 ローマ神話ではマールスと呼ばれ、火星(マーズ)と同一視される。それゆえ火星のライバルのように赤く輝くさそり座の一等星は、アレスに対抗する者=アンチ・アレス=アンタレスと呼ばれる。火星の衛星フォボスとダイモスはアレスの子の名。
※ギリシャ神話における女性だけの狩猟部族アマゾネスは、子を産むときだけ他部族の男性と交わり、男児が生まれると殺すか奴隷にするか父親に引き渡し、女児のみ育てたという。
※激怒したのはワンダーウーマンの日本版イメージソング、乃木坂46の『女は一人じゃ眠れない』。秋元康が書いた歌詞は「女はいつだって一人じゃ眠れない、恋が邪魔をしているよ」「寂しくなんか、ない、ない、ない、誰かといたい」「冷たいシーツが笑っている」。はぁああああああああ!?映画の内容と全く関係が無いというか、むしろ真逆のメッセージのイメージソング。前時代的な女性差別の歌詞。乃木坂46のメンバーは全く悪くない。すべて、この歌詞を書いた秋元康と、この曲にGOサインを出した日本の配給会社・広告代理店の大人たちが悪い。悪いっていうかクレイジー。地上最強の戦士が一人で寝られぬわけがない。

★『グレートウォール』(83点/2016)チャン・イーモウ監督と言えば『黄色い大地』『紅いコーリャン』『菊豆』『紅夢』『初恋のきた道』『あの子を探して』など、アート志向の強い、それでいてしみじみと胸に染みる作品を生んできた名匠。そのイーモウ監督が万里の長城を題材に映画を撮ったというから、どんな人間ドラマが展開するのかと思いきや、まさかのB級怪獣映画だったぁあああ!事前情報ナシで観賞したので、途中から「え?えっ!?えええーッ!!!」という状態だった。それでも10万人の長城防衛隊の鎧や盾が部隊ごとに五色に美しく色分けされていたり、欧米映画では見たこともないバンジージャンプ・アクションに仰天し、女将軍リン・メイ司令官役のジン・ティエンが超絶美人であったりと、いつの間にか画面に引き込まれていた。女性のヌンチャク太鼓隊もやたらカッコイイ。米国ではアカデミー賞授賞式でトンデモ映画扱いになってて、主演のマット・デイモンも司会者にからかわれていたけど、僕は十二分に楽しめた。
https://www.youtube.com/watch?v=WV2N4Dzw7NU (最高にカッコイ予告編!必見!)
https://www.youtube.com/watch?v=B9xMPUVLjsQ (こっちは別の日本版予告)
https://www.youtube.com/watch?v=AkOM2O8-YIM (本編名シーンがノーカット)

★『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(94点/2016)名もなき英雄たちの生命を賭した戦い、しかと見届けさせてもらった。デス・スターにわざと弱点を作った設計者の抵抗、そして落涙必至のドロイドK-2SOの運命。元々はエピソード4冒頭の「デス・スターの設計図をスパイが手に入れた」という一行から始まったこの作品。ジェダイが一人も登場しないのに、よくここまで話を広げたと思う。クライマックスの陸空並行バトルは実に見応えがあり、4DXで観賞したからまるで自分がXウイングに乗っているようだった!眼下に美しい惑星を見ながらの空中戦にぶっ飛んだ!そしてダース・ベイダーのあの恐怖の無双…背筋が凍った。ラストにすべてを包み込んだ光は、後世の同志の手で希望の光に。
※帰宅後に連続でエピソード4を観賞。ローグ・ワンの伏線の多さに改めて感心した。

★『スノーデン』(93点/2016)オリバー・ストーン監督は内心“この映画が公開されれば世界に大変革が起きる”と思っていたかも知れない。僕がストーン監督ならそう考える。それほど重要な事が描かれていた。スノーデンの証言はこれまで嘘がなく、国家ぐるみの盗聴行為は事実だった。この映画ではアメリカ人のすべてがネット上のあらゆるやり取りをぶっこ抜かれ、電話も自由に聞かれ、ノートPCのカメラ等から生活を覗かれているというもの。日本も例外ではなく、スノーデンは日本の米軍基地に赴任中に、日本が米国を裏切った場合にいつでも社会機能を麻痺させられるよう、交通システムや発電所などあらゆるインフラにウイルスを仕込んだという。戦慄を覚える。
言うまでもなくスノーデンは愛国者。「この国民監視システムは、自分が信じ愛してきた民主国家アメリカのやることではない」と、そう思って立ち上がった。米政府がやっていることはテロ対策ではなく、個人データを収集して極秘に思想を調査し、政権批判をしている人物をあぶり出すこと。プライベート保護に反する犯罪だ。だがこの映画が公開されても大手メディアは騒がずにスルー、日本政府もスノーデンの証言を黙殺、野党も国会で取り上げない。
…テロ対策が重要なのは当然として、反国家と反政府は全然違うのだから、スルーしちゃダメだ。国を愛するがゆえ政府の過ちをただしたいのであって、国を嫌っているわけじゃない。それなのに、政府に逆らうヤツはテロ予備軍として極秘裏に監視とか間違ってる。この映画がヒットしなかったのはエンターテイメント性の不足が原因。たぶん、ストーン監督は中身のコトの重大さだけで十分と思ったんだろうな。でも、多くの人は目先の生活に追われていて、また日々の労働で疲れ果て、国家的陰謀にまで関心が向かない。監督、ぜひエンターテイメント性を高めた完全版の制作を!一人でも多くの人に観てもらわないと話が始まらない。
※この映画の完成後、国民監視システムのツールを米政府が日本政府に提供していることが発覚。時を同じくして安倍政権が秘密保護法を制定していることが何とも不気味。

★『ドクター・ストレンジ』(98点/2016)マトリックス以来の衝撃的な映像体験だった。物理法則をねじ曲げたトンデモ・バトルの数々。暗黒次元の覇者・悪魔ドルマムゥの倒し方は目からウロコだった。武力を使わずに最強の敵をギブアップさせたヒーローなんて他にいたか?こんなに笑ったラストバトルは初めて。愉快痛快、制作スタッフに感謝した。重力変化は4DX観賞に打ってつけ。

★『モアナと伝説の海』(70点/2016)海のCG表現はここまで来たかという美しさ。南の島の空気感もよく出ていた。ディズニーアニメのヒロインなのに恋愛ゼロというのも珍しい。ただストーリーの本筋そのものは特に目新しさがなく、やや退屈。メインキャラが2人しかおらず会話に広がりがなかったのが残念。

★『スーサイド・スクワッド』(60点/2016)バットマンやワンダーウーマンが活躍するDCコミックの「悪役」がチームを作り、世界を滅ぼそうとする魔女と戦う“悪を持って悪を制する”映画。この設定ならもっともっと面白く出来ただろうに、脚本がスカスカ、魔女はあっけなく倒されすぎ。何の意外性もなく普通にドンパチやって終わった。良かったのはジョーカーの恋人でプッツンキャラのハーレイ・クイン。彼女が振り回すバットに「GOOD NIGHT」と書かれているのが笑った。っていうか、キャラが抜きん出て立っていたので、映画のタイトルは「ハーレイ・クイン」でいいと思う。アンタが主役。

★『ザ・コンサルタント』(75点/2016)昼は高機能自閉症の天才会計士、夜はマフィアを血祭りにする凄腕の殺し屋。法で裁かれない悪を裁く、武骨な新しいヒーローをベン・アフレックが好演。調子にのる卑劣な悪党を次々と成敗し“いいぞもっとやれ”状態。シリーズ化を希望。

★『ハドソン川の奇跡』(75点/2016)2009年にNYの川で起きた旅客機の水面着陸。映像として墜落シーンを見ると、死者ゼロというのは本当に奇跡に思える。この機長に対し、事故調査委は「空港に戻れたのに乗客を危険に晒した」と疑惑の目を向ける。イーストウッド監督があえて映画化した理由を知りたくて観賞。キーワードは“人的要因”。シミュレーターは「墜落までに引き返せた」と判断しても、そこには人間が操縦桿を握った時のタイムラグが反映されていない。人間ならいくら“とっさの判断”といっても結論が出るまで数秒かかる。このタイムラグへの切り込み方がさすがイーストウッド、見る者に緊張感を持たせながら最後まで見せた。エピローグの搭乗者同士の同航会も良かったな。

★『スター・トレック/BEYOND』(70点/2016)前半のエンタープライズ号の壮絶な号沈シーンに圧倒された。エンジンが2つとも切断された時の絶望感。クルーも多数を失った。一方、その悲劇があったのにラストのパーティーがニコニコとハッピーエンド的だったことに首をひねった。クルーの死が軽くないか。そしてアッという間の新エンタープライズ建造。悪役もジャミラ話をきちんと描かないため話が薄っぺらい。う〜む。この70点はすべて号沈シーンに献上。

★『ジェイソン・ボーン』(65点/2016)このシリーズの最大の魅力である心理戦が減り、何だか単純なアクション映画になってきた…。派手なカーアクションもあまりに長いと間延びする。007やミッション:インポッシブルとは異なる知的バトルが観たい。

★『沈黙 サイレンス』(90点/2016)原作は遠藤周作。踏み絵を踏んで“転ぶ”のと棄教は異なると理解。転んだ後は立ち上がれば良い。それにしても凄まじい緊張感に満ちた映画。満ち潮の殉教シーンやいきなり斬首はトラウマになりそう。江戸編の枯れてしまったようなロドリゴ司祭が切なかった。スコセッシ『沈黙』にしろイーストウッド『硫黄島からの手紙』にしろ、日本人の手でこのクオリティのものを生み出せたらと思う。※「転びバテレン」ロドリゴ司祭のモデルとなったジュゼッペ・キアラ神父=ジョゼフ岡田三右衛の最初の墓碑が調布市のカトリック教会サレジオ修道院の敷地にあり(空襲前に文京区の無量院から墓石だけ移動)、文京区の伝通院には1977年に再建された新しい供養碑が。リーアム・ニーソンが演じた恩師のクリストヴァン・フェレイラ神父(沢野忠庵)の墓は台東区谷中の瑞輪寺にあり、娘婿の杉本家の墓に合葬されている。

★『ニュースの真相』(65点/2015)ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑をスクープしたニュース番組クルーの戦いを描く。こういう地味な題材に映画制作会社が資金を出し、商業映画として上映できる文化を持っているところが、アメリカの健全さであり懐の深さ。点が伸びなかったのは、物語が尻すぼみになったから。

★『帰ってきたヒトラー』(83点/2015)ヒトラーが現代にタイムスリップして、移民問題に揺れるドイツ国民に移民排斥を煽るブラック・コメディ。当初、ドイツ国民は甦ったヒトラーのことを“ものまね芸人”と思って笑っていたけど、その中でユダヤの悲劇を知るお婆さんが「あの時も、始めはみんな笑っていたのよ」と言ったのが印象に残った。これまで映画界ではヒトラーに親近感を持たせるようなセリフも演出もタブーだったが、この映画はヒトラーがユーモアを言い途中まで「けっこう良いヤツじゃん」と思わせるシーンもあり、“これ、よく上映禁止運動が起きなかったな”と感じながら見ていた。そして後半、抗議の声がない理由がわかった。ヒトラーの不寛容=狂気が露わになるにつれ、一時でも劇中のヒトラーに共感しかけた観客に、その自分自身の危うさを気づかせた。差別主義者のヒトラーは人々の心の中に潜み、何度でも甦る。「私を選んだのはお前たちだ」。笑った後にゾッとする、そんな映画。

★『ザ・ウォーク』(80点/2015)NYのツインタワーで綱渡り、“それだけのネタで2時間も持つのか”と観る前は心配したけど、さすが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキス、綱渡り当日に至るまでの準備段階もハラハラ。手に汗をかきつつ観ていたクライマックスで、渡り終わったロープを往復しようとするので「おいおいおい!」と思わずツッコミ再度ハラハラ。この冒険が実現したのは師匠や仲間たちのおかげであり友情の物語でもあった。

★『ウルヴァリン:SAMURAI』(50点/2013)ハリウッド映画で長崎の原爆投下を描いた作品は本作が初めてでは。その災厄の中で生まれた友情が、良いエピソードになるどころか最低の裏切りに繋がる展開に脱力。日本人同士が英語で話すのもおかしいし、マリコとの恋愛要素も不必要。新幹線の屋根の対決だけは良かった。

★『バトルシップ』(60点/2012)こういう頭を空っぽにして楽しむエイリアンとのドンパチ映画も必要。超火力のエイリアンに立ち向かう地球側の戦力はたった3隻の駆逐艦。勝てるわけがないのに勝ててしまうのが熱い。浅野忠信も準主役で頑張っていた。エイリアンが無抵抗な人間を攻撃しない紳士だったのは今後の伏線かな。

★『マリー・アントワネットに別れをつげて』(40点/2012)迫りくるフランス革命をベルサイユ宮殿の内側から見るのは新鮮。「市民が向かってくる」と聞いてパニックになる貴族たち。右往左往する侍従。宮殿での現地ロケも豪華。どんなクライマックスになるのかと期待したら、革命の直前に映画が終わり尻切れとんぼ。アントワネットの最期どころか革命シーンもなし。なんだそりゃ。

〔古めの映画〕

★『わたしを離さないで』(85点/2010)なんという切ない映画。鑑賞後のこの寂寥感はなんだ。臓器提供のためだけに育てられたクローンの若者たち。彼らの死は「死亡」ではなく「終了」と呼ばれる。どの子も宿命として受け入れているが、クローンにも魂があることを証明するために、絵を描かせる教師もいる。映像は美しいが温度の低い寒々とした色調で貫かれ、BGMは静かなチェロ。全編が3人の男女へのレクイエム。カズオ・イシグロの原作にはなかった最後の言葉「私たちと、私たちが救った人々に違いがあるのだろうか?皆“終了”する。“生”を理解することなく命は尽きるのだ」は、上映時間の限られた映画では追加に理解。実際、鑑賞後にこの言葉が耳の奥でこだましている。命のために命を犠牲にする「制度」はやはり間違っている。主人公を演じたキャリー・マリガンの淋しそうな笑顔が瞼に焼き付いている。

★『奇跡のシンフォニー』(63点/2007)音楽を通して奇跡が起こり、孤児が両親と再会できるという着想はいい。問題はその結末に至るまでの話の運び方。安易過ぎた。

★『海底2万マイル』(75点/1954)「“戦争の火種”を運ぶ船を見逃すともっと多くの人が死ぬ」。戦争を憎み、海の魔物(潜水艦)となって、軍艦だけでなく軍事物資を運ぶ輸送船まで沈没させるネモ船長。だが自身も「戦争から人類を守るために武力で人を殺す」という矛盾を抱えている。様々な発明を軍事利用されることを恐れたネモは、陸地と別れて海底に暮らす。「殺人は悪徳国家の特権だというのか。潜水艦ノーチラス号の動力源を知るため、国は私のすべてを奪った。投獄されても私は口を割らなかったが、連中は妻と幼い息子を捕らえ、拷問して殺した」。こういうテーマが南北戦争の3年後、明治元年の1868年という時代設定で描かれていることに驚く。カジキの形の潜水艦ノーチラス号の造形は今でもカッコイイ。映画は1954年公開で、奇しくも科学の軍事利用に科学者が苦悩する初代ゴジラの公開と同じ。
※1954年に米海軍が就役させた世界初の原子力潜水艦ノーチラスは本作にちなんで命名された。反戦主義者ネモの気持ちを考えると複雑。
※ダイオウイカとの戦いは、特撮勝負でゴジラの勝ち。

〔邦画〕

★『エルネスト』(92点/2017)ゲバラ役の俳優が本人にしか見えないほどそっくり、そしてカッコ良い。来日したゲバラが原爆ドームを訪れる場面を映画で見られて嬉しい。オダギリ・ジョーも日本人とボリビア人のハーフ青年、フレディ役を全編スペイン語で見事に演じていた。キューバ留学中の医学生フレディは、母国ボリビアで起きた軍事クーデターに憤り、ゲバラとの交流を通して母国の反政府ゲリラとなることを決意。ゲバラから命名された「エルネスト・メディコ」の名で民主化を求めて戦うが、ボリビア国軍の大きな力の前に追い詰められていく。政治的な映画はヒットが難しいのに、この物語を海外ロケで撮りあげた阪本順治監督の本気度に心から敬意。どうしても作りたい映画だったんだと思う。素晴らしい監督。エピローグの現代シーンで、ゲバラの墓のすぐ側にフレディの墓があるのを見て胸が熱くなった。フレディ前村ウルタード、あなたのことを忘れない。
https://www.youtube.com/watch?v=p-A-MR1mQYo (この予告良いです!)

★『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(90点/2017)個人的には大満足。制作陣がとても丁寧に作っているのが伝わってきたし、上映時間の関係で各エピソードが短くなっても、原作の良さはちゃんと押さえていた。オリジナル展開の部分も楽しめたし、荒木先生が太鼓判を押されたこと(コレ重要)に納得!すごくいいところで終わっているので続編が制作されないと困る。※未定の吉良役は谷原章介さん希望

★『関ヶ原』(65点/2017)ああ〜もったいない!劇中の関ヶ原の戦場が狭すぎる。天下分け目の大戦のはずが、戦とカメラが近すぎて局地的な小競り合いにしか見えない。なんでもっとドローンを使うなど引きの構図を見せてスケール感を出そうとしないのか。そこはCG使っても良いのに。それに島津隊の特攻も前振りだけ描いて後はカットというのも酷い。本筋と無関係な女忍者(有村架純)のエピソードを削って島津隊の奮戦を描いて欲しかった。撮影中から公開日を楽しみにしていただけに残念でならない。

★『怒り』(90点/2016)タイトルは「怒り」だけど「信頼」に変えてもいい内容だった。実に見応えあり。見終わってしばらく言葉が出なかった。とにかく出演俳優が凄い。渡辺謙、妻夫木聡、宮崎あおい、松山ケンイチ、森山未來、広瀬すず、高畑充希、綾野剛、池脇千鶴、日本の演技派俳優が勢揃い。ある猟奇殺人をめぐって東京、千葉、沖縄の3箇所で別々の物語が同時進行する。容疑者は3人いて誰が犯人か後半まで分からずミステリーとしてもうまい。派遣労働など社会問題も描かれていた。見てて辛かったのが沖縄米兵による強姦シーン。被害者が天真爛漫な広瀬すずというのもこたえた。米兵の事件を映画で取り扱うのは賛否があるだろうに、よくメジャー映画で撮ったと思う。本土の人間への問題提起になった。それとゲイ役の妻夫木聡と綾野剛の濃厚なラブシーンにも驚いた。いろんなタブーを乗り越えた映画でもある。宮崎あおいと松山ケンイチのエピソードが素晴らしく思わず落涙。様々な感情が呼び起こされる映画だった。

★『星を追う子ども』(20点/2011)監督・脚本が新海誠でもハズレがあることを学んだ。新海作品は人物の内面描写がウリだったのに、今作はどのキャラも薄っぺらい。主人公の旅の動機が弱く感情移入不能。異世界冒険物なのにワクワク感ゼロとはこれ如何に。

★『皇帝のいない八月』(75点/1978)自衛隊の青年将校が極右内閣の成立を求めてクーデターを敢行。占領された列車はたくさん乗客が死ぬ。ヒロインの吉永小百合さんは自衛隊の銃撃で血まみれに。今はこんな映画を作れないと思う。鎮圧部隊とクーデター部隊の戦闘は、同じ自衛隊の仲間同士の殺し合いであり切ないものがあった。クライマックスに流れた雄大なオーケストラ曲が素晴らしい。もう一度聴きたくて音源をYouTubeで探してるけど見つからない…。

/今年はあと『ジャスティス・リーグ』と『スター・ウォーズ』を観に行く予定!

●12月5日…明日、映画レビューを大量アップします。

●12月4日…年末は印刷所が閉まるので、あらゆる原稿の締め切りが前倒しになっており、倒れそう。

●12月3日…忘年会ネタでもう一つ驚いたことが。同じ50歳の友人が、昨年の忘年会のときに比べて明らかに髪の毛が「増えている」。この年になって減ることはあっても増えることはあるのかと、思い切って理由を聞いたら彼は次の2点を教えてくれた。
(1)お湯シャン。シャンプーを使わず、お湯だけで手もみしながら洗髪。最初はスッキリ感はないけど、だんだん慣れてくるし、逆にシャンプーが気持ち悪くなる。焼肉を食べた後はさすがに匂い落としでシャンプーを使う。
(2)亜鉛のサプリメントを飲む。亜鉛は髪の毛に絶対に必要。ちなみに彼のお薦めはコレ。60粒で350円だから1日6円くらい。めちゃコスパがいいとのこと。

●12月2日…忘年会であった学生時代からの30年来の親友が、3カ月で「8kg」もダイエットに成功したので、「ライ○ップでもやってるんか!?」と聞いたら大笑い、後からメールで丁寧に何をやってるか解説してくれたので紹介。

★I氏命名「らくらく乳酸菌ダイエット」
1 僕の朝食は先にガセリ菌ヨーグルトを食べてから、フルーツ。次に食パンにバターを塗らずに、ハム、スライスチーズ、レタスをはさんでたべます。&紅茶。朝、出社前にコンビニで「カラダカルピス」を買って昼間、水分補給がわりに飲んでます。1日一本まで。※ガセリ菌ヨーグルトは便が緩くなります。気になる人は食後のデザートを控えること。
2 昼食は普通に食べます。カラダカルピスを飲むと脳が騙されて甘味を取ったような気がして夕食まで間食をしなくなりました。満腹感が持続。それまで缶コーヒーを1日3本のんでいたのですが、止めました。コーヒーが欲しい時はブラック無糖珈琲のボトルを持ち歩いています。
3  夕食は帰宅がいつも深夜なのですが、先に野菜や繊維質のものから食べます。必ず30回以上咀嚼(そしゃく)必須。最後に肉、魚、ご飯の順番で食べます。白ご飯の量をお茶碗の6〜7分目くらいに減らしました。掻き込んで食べないこと。出来るだけ少量をよく噛んで30回以上咀嚼して食べると満腹感がえられます。
最初の一月はカルピスと30回咀嚼だけで2.5s。その後、ヨーグルト追加でさらにプラス2.5s。1日15分は歩く時間を確保、駅の階段を歩くエスカレーターをなるべく使わないでリバウンド防ぐ。
その時点で体重の下げ止まり感があったので、夕食後に抹茶粉末緑茶を1〜2杯飲むようになりました。高濃度カテキンとポリフェノールでとどめ。ビタミンCも補給出来、風邪予防になります。
結果、カルピスとヨーグルトのシールド乳酸菌で胃腸壁を守り、腸内フローラも良くなり成人病予防にもなります。
ちなみに、粉末緑茶を飲み出してからは体重が更にどんどん落ちていくので、今は食べる量を少しずつ増やしています。
健康診断の結果は、中性脂肪が昨年の半分(!)になったほか、悪玉コレステロール、尿酸値も劇的に改善していました。おなか回りはマイナス4.5センチしぼみました。

…とのこと!最初の3週間ほどは身体に変化はないけど、「その後どんどん体重が減っていく」とのことです。おーし、やってみるか!

●12月1日…ワールドカップ、日本の初戦はコロンビアに。前回は4−1でコロンビアに負けており雪辱を果たす機会。他にはポーランド、セネガル。

//陛下の退位日が2019年4月30日に決定。平成は31年まで。即位日は同5月1日に。

●11月30日…いま、映画同人誌の寄稿用に一年間に観た映画の感想を一気に書いている。脱稿次第、ここにもアップする所存。※12月1日は映画が安くなる「映画の日」!

●11月29日…これは本当に貴ノ岩が求めていた結末なのか?暴力は絶対にいけない。だけど、日馬富士は本当に反省しているし、同じモンゴル人同士、数場所の出場禁止で収まらないのか…。前場所で優勝している横綱がこんな形で土俵から去るとは。

●11月28日…ベートーヴェンと同時代に生きていたフンメルという作曲家がいる。生前のフンメルは欧州最高の作曲家の一人として讃えられ、この時代の作曲家の生涯を調べていると、やたらフンメルが登場する。ショパンと交流したとか、シューベルトと親交があったとか。200曲以上の作品を発表し、名声はベートーヴェンに匹敵したという。若い頃のフンメルはモーツァルトの家に2年間住み込んでピアノを習っており、天才モーツァルトの側でエスプリを吸収している。フンメルのピアノ協奏曲第2番(30分)は実に洗練され、またロマンティックな作品だ。ピアノ協奏曲第3番(35分)も流麗で聴きやすい。最後が非常に華やか。
ところが、フンメルは他界と同時に急速に作品が忘れ去られ、今や音楽の教科書のどこにも彼の名前は載っていない。生前は“巨匠”と呼ばれていたのに、時代の壁を突き破って残るには、何かが足りなかったのだ。何が時空を越えて残るのか、何が時間の波に沈んでいくのか、残る残らないは紙一重とつくづく思う。

//今日の東京新聞の社説『悪質クレーム 人の不寛容が気になる』に同感。駅でもスーパーでもファミレスでも、従業員を怒鳴り散らしている客の多いこと…。店側の不手際に問題があったとしても、言葉がとにかくキツい。容赦がない。聞いてるこちらまで身体がおかしくなりそう。当事者の従業員はどれほどつらいか。格差拡大と共に社会全体から余裕がなくなってきているのをひしひしと痛感。
→『悪質クレーム 人の不寛容が気になる』(転載)
店舗などの接客現場で、客から従業員が受ける悪質なクレームやセクハラは深刻さを増している。立場の弱い者へのストレスのはけ口にも見える。人への不寛容が社会の中に広がっていないか。
・商品の返品時に「おまえはバカか」などと暴言
・総菜の価格確認に行こうとしたら「待たせるな」と三時間、従業員を拘束
・不良商品の返金の際、土下座で謝罪を要求
耳を疑うような客の迷惑行為を労働組合「UAゼンセン」が報告している。百貨店やスーパーマーケットなどで働く組合員を対象に実施したアンケートにでてくる実例だ。
74%が被害に遭ったことがあると回答している。複数回答による被害内容で多かったのは暴言だ。それ以外にも説教、脅迫、長時間拘束、セクハラ、金品の要求、土下座の強要まであった。
約五万人が回答し、うち359人は迷惑行為で精神疾患にかかったという。商品や対応に問題がなくてもクレームをつけたり、少しのミスに過剰な謝罪を求めることが現場を疲弊させている
UAゼンセンがその対応策をまとめたガイドラインでは、クレームの特徴に高学歴、高所得だったり、社会への不満を持つ人が多いのではないかと分析している。
鉄道会社の駅員への暴力行為も以前から問題になっている。国土交通省によると2015年度の発生件数は873件で、12年度から件数はほぼ横ばい状態だ。加害者の約六割が飲酒していた。
もちろん商品やサービスに不備や要望があれば、それを客が企業に伝えることは当然である。企業も、クレームは商品・サービスを向上させるための有益な情報であるとの認識は前提だ。
ただ、こうした迷惑な行為に共通するのは、自分より立場の弱い人たちに不満の矛先を向けていることだ。日常のストレスを発散しているのだろうか。格差拡大などの社会問題が背景にあるようにも見える。
現場の従業員が安心して働けない深刻な事態ならば、既に企業に対応を義務付けているセクハラ対策のように働く人を守る手だてを取ることも必要だろう。
東日本大震災などの災害時に、深刻な被害に遭いながら助け合う被災者たちの姿は海外からも称賛された。
弱い者いじめにも見える行為の広がりは、社会からこの力を削ぐことになりはしないか。(リンク元

//今夜21時からのBSプレミアム『アナザーストーリーズ 運命の分岐点▽ゾンビ誕生の衝撃〜なぜ世界は恐怖したのか?』、ゾンビはただのホラー映画ではなく、ベトナム反戦運動など当時の若者の社会変革を求めるエネルギーが背景にあるとのこと。今年亡くなった鬼才ロメロ監督が作品に込めた真意を解説。

●11月27日…作曲家フランツ・リストの生涯を調べる過程で『ラ・カンパネラ(鐘)』を聴き比べているけど、視覚にハンディを持つ辻井伸行さんが、耳だけですべての音を記憶し、音と一体となって演奏している姿にただただ驚嘆。アメリカで観客が総立ちになってスタンディングオベーションをしている光景も、“座ってなんか拍手してられない”“見えていようがいまいが関係ない”、そんな熱気を感じ胸を打つものがある。圧巻です。
※“ピアノの魔術師”リストが唯一初見で弾きこなせなかったショパンの『12の練習曲』動画2動画3)を辻井さんが演奏している映像も素晴らしい。『12の練習曲』は第3番「別れの曲」と第12番「革命」が特に有名。冒頭第1番のみずみずしい音色は必聴。

●11月26日…サイゼリヤが全店舗で全面禁煙へ。これは有難い。「禁煙席なら空いているのですが」というのがなくなる。あと、サイゼリヤは現金オンリーなのでカードを使えるようにしてほしい。そこがホントに遅れている。ちなみにサイゼリヤのプリンはアートの領域に達した傑作。初めて食べたときに、天からアートサンダーが直撃、電気が走った。ひとくち食べる度に感動の波。嗚呼、249円の至福。ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ(319円)も考えた人は天才。アツアツのフォッカチオの上で溶けるミルクアイス…たまらない。

//大相撲、最年長記録更新の39歳で幕内復帰を果たした前頭の安美錦(あみにしき)が、千秋楽でギリギリ勝ち越し敢闘賞を獲得。安美錦の敢闘賞は実に104場所ぶり。前回は17年前。涙のインタビューにグッと来た。「毎日毎日やるしかないと思って頑張りました。幕内で通用するか、しないかという不安もあった」「勝ち負けのある世界なのでつらいことだらけですが、こうやって勝てて良かったです」。

//増税をめぐる国会論議、民間企業に勤める人で年収800万円以上は1割を切っており、全体の9%程度しかいないとのこと。労働者の91%は800万円以下。9割の労働者のための政治を。

●11月25日…50歳になった今、若い人にどうしても言いたいことが3つある。まず1つ目は、毎日必ず歯を磨くこと!歯槽膿漏などで歯茎が弱るのは恐ろしく早い。2つ目も毎日必ず歯を磨くこと!身体が健康な人でも歯は別。抜けます!最後の3つ目も毎日必ず歯を磨くこと!日々の楽しみである食事が「これ食べると歯が抜けるかも」とドキドキビクビクだとほんと辛いです。どうかこの3つを絶対に守って下さい。歯の劣化はアッという間です!!

●11月24日…磯野波平は54歳。今日から波平さんと四捨五入で同い年!
信長が桶狭間の戦いに挑む前に舞った幸若舞『敦盛』に、有名な「人間五十年」の詞がある。当時の一生は50年。昔なら僕の命はこのあたりまで。今日から先はボーナスタイム。一日長く生きれば、一日バッハの音楽やゴッホの画集、ジョジョや様々なアートに触れられる日が増える。生きていること、生かされていることに感謝。

/年をとることにマイナスのイメージを持つ人もいるだろうけど、映画ファンは違う。僕は数年前から50歳になる日を指折り待っていた。それは夫婦のうちどちらかが50歳だと映画が1100円で観賞できる『夫婦50割引』が使えるからだ!いつだって1100円だぜーっ!(感涙)どれほどこの日を待ち望んでいたか。待っていろ映画館!(そして55歳になればハッピー55で単独1100円に)

〔追記〕同世代の友人から「もう年上のアニメキャラは波平だけやで」と凍てつくメールが届いた(笑)
54歳 磯野波平
52歳 磯野フネ
41歳 バカボンのパパ
40歳 さくらひろし(まる子ちゃん父)
36歳 野比のび助、イヤミ
35歳 両津勘吉、ランバ・ラル大尉
33歳 星一徹
30歳 ラオウ
29歳 銭形警部
28歳 則巻千兵衛、マスオさん
20歳 シャア・アズナブル
19歳 ブライト・ノア

●11月23日…40代最後の日は笑いで締めたくて、録り置きしていた5時間のオペラ、ジェームズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場のワーグナー『ニュールンベルクのマイスタージンガー』をゆっくり見るつもり。ワーグナーのオペラでは最も愉快で最も長い作品。クライマックスの歌詞は「神聖ローマ帝国が滅んでもドイツの芸術は残る」であり、芸術賛歌のオペラでもある。好物のエクレアとマロンシュークリーム、カシスオレンジでスタンバイ。ついでに、みたらし団子と揚げあられの“こつぶっこ”もつけておこう。

//番組予告が面白そうだったので紹介。今夜24時NHKBS1『BS世界のドキュメンタリー 中国のゴッホ 本物への旅』。世界に出回る名画の複製画の大半を制作する中国広東省の村で、ゴッホを専門にする男性が「本物を見たい」とオランダに行き、芸術の奥深さに衝撃を受けて模写ではなく自分の絵を描くように!

●11月22日…「人間であるということは痛みを感じることだ。そういう悩み、痛みを心の底に抱いて、その上で笑うんだ」(岡本太郎)

●11月21日…発売中の『音楽の友 12月号』に連載“世界音楽家巡礼記その9”を載せています。今回はイタリアオペラの巨匠たち、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニの3人の人生とお墓についてのエピソードを紹介。特筆したいのはヴェルディの墓所の素晴らしさ。晩年のヴェルディは引退した音楽家仲間が貧困の中で世を去る姿に心を痛め、老いた音楽家が心安らかに過ごせる老人ホーム『音楽家憩いの家』の建設に情熱を注いだ。世に成功を収めた音楽家で、若手音楽家のための教育機関を作った人は多い。でも、不遇な音楽家仲間の老後の暮らしを心配して私財をはたき、養老院を建てた人物はヴェルディしか知らない。そして遺言で、ヴェルディ夫妻はお墓を一般の墓地ではなく、『音楽家憩いの家』の敷地内に造ることを願った。法律上は墓地以外に墓を造れなかったが、大作曲家としての功績を讃え、他界1カ月後に棺が墓地から『憩いの家』に改葬された。その際に盛大な国葬が執り行われ、出棺時に『ナブッコ』の「行けわが想いよ、黄金の翼にのって」が歌われ、トスカニーニが一般民衆を加えた8000人の合唱を指揮している。沿道では国民的英雄を見送るため30万人が参列したという。
憩いの家のヴェルディ夫妻の墓前にいると、遺言でここに眠ることを強く希望した理由がわかった。建物内でピアノやバイオリンを練習する音が聴こえてきた。弾いているのは引退した音楽家だろうか、それとも老人達の世話をしにきた音大生だろうか(近所に音大生の寮があり、老音楽家の身の回りの世話をすれば安く寮に住める制度がある)。ヴェルディ夫妻もこうして流れてくる音楽を毎日聴いていると思うと、ここに墓を造ることにこだわった気持ちが分かった。墓地になくてここにあるもの、それが音楽だ。
//ビジネスでヘイト・デマを流す保守系まとめサイトの“タチの悪さ”に、ついに司法判断が下った。かつて安倍官邸が首相フェイスブックから「いいね」を押した日本最大の保守系まとめサイト「保守速報」に対する判決だ。

『“保守速報”の記事掲載、差別と認定 地裁が賠償命じる』…今月16日、ネット上の差別的な書き込みを集めて掲載され、名誉を傷つけられたとして在日朝鮮人の女性が、まとめサイト「保守速報」を運営する男性に損害賠償を求めた訴訟の判決が大阪地裁であった。裁判長は「名誉毀損や人種差別にあたる記事を40本以上も掲載し、執拗だ」として200万円の賠償を命じた。訴えていたのは、東大阪市のフリーライター李信恵さん(46)。
この判決が画期的なのは、差別表現の書き込み自体ではなく、掲示板などの投稿を集めて掲載する行為に賠償が認められられたこと。同様の判決はおそらく初めて。
被告男性(保守速報管理人)は2013年7月から約1年間、保守速報のサイトに、匿名掲示板「2ちゃんねる」などに書き込まれた李さんを差別、侮蔑するような投稿や写真を、読みやすく編集し掲載した。判決は、李さんに対する「頭おかしい」や「朝鮮の工作員」といった表現は、社会通念上許される限度を超えた侮辱にあたると認めた。「日本から叩き出せ」などの表現は「日本の地域社会から排除することを煽るもの」と指摘し、人種差別にあたると判断。女性差別にあたる表現もあったとした。
被告側は「情報の集約に過ぎず、転載したことに違法性はない」と主張していた。しかし判決は、被告による表題の作成情報量の圧縮文字の強調によって内容を効果的に把握できるようになったと認定。「2ちゃんねるとは異なる、新たな意味合いを有するに至った」とし、引用元の投稿とは別に、保守速報自体が憲法13条が認める人格権を侵害した、と結論づけた
判決後に会見した李さん「踏み込んだ内容の判決で、とても嬉しい」「拡散された情報は消えることがない。誰もが傷つかないようにできたら」。

若い人の純粋な正義感につけ込み、ヘイト・デマでマイノリティへの憎悪感情を煽り、在日朝鮮人叩き、中国人に対する蔑視、過去の侵略戦争の正当化に若者を誘導し、本来であれば支配層の課税逃れや格差不平等、過労死問題、まん延するサービス残業に向かうはずの若者の怒りの矛先をそらしている保守系まとめサイト。運営者の責任が問われる画期的判決が出て、司法は健在と胸を撫で下ろした。ただし被告は控訴の意思を示しており、上訴審になるほど体制側の判決になるため注視が必要。判決がヘイト拡大のブレーキになることを願う。

//自分でも信じられないがあと3日で50歳。40代最後の日々を一日ずつかみしめるように送っている。


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
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【緊急声明】憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に断固反対。安倍政権は憲法に基づく政治という近代国家の立憲主義を否定している(2014.6.9)
「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。

〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る

東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理
 










大手メディアがひた隠しにする“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
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アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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して考察に使用しており、著作権侵害にはあたらないと判断しています。ご理解よろしくお願い致します。
(問題がある場合はお知らせ下さい。すみやかに対処します)

「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



著者近影/ラジオ・墓マイラートーク(48分)